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随分、ご無沙汰しております。
最近、やっとひらがな入力を固定出来るようになりました。
申し訳ありません。
さて、10月から始まった学期の期末テストが終わりました。
自身初めての授業、初めてのテスト作成でした。
教職の免許を持っていないことをこれほど後悔したことはありません。
今期の授業は下記の3つ。
・構造地質学
・地震学
・結晶鉱物学
私の専門は火山学なので、教科を言われた時には困ってしまいました。
でも、愛媛大学にいる私の先生の知識もお借りして何とか授業を終わらせることが出来ました。
テストは自力で作ったものの、日本でしかテストを受けたことがないので、テスト内容だけでなく形式からすべてが不安でした。
まぁでも、この気持ちは生徒さんも一緒だったでしょうね(笑)
テストを作成した後も、もっといい聞き方(文章)がないか、もっといい質問はないか、難しすぎないか、と落ち着かなかったです。
このテストの結果は、私の授業の成果でもあるわけです。
生徒さんは本当に理解したのだろうか…
各テストの前日はなかなか寝付けず、自身が生徒のようでした。
私の授業はすべて英語でしたので、テストも英語で質問を書きました。
日本でもそうですが、学部生にすべて英語というのは大変辛いと思います。
特に、結晶構造学は1年生対象だったので、申し訳ない気持ちでした。
大学に入学して初めての授業が英語なんて…
英語の授業でもないのに!
なので、1年生にはインドネシア語を取り入れて、どうにか少しでも伝わるようにと悪戦苦闘しました。
インドネシア語を取り入れるといっても、拙すぎて…
これまた申し訳ない気持ちでした。
でも、授業で分からなかった部分は懲りずに質問してくれましたし、生徒さんに助けられた部分も大変大きかったです。
そういうわけで(?)、テストには辞書や授業のノート持ち込み可の形式を取りました。
授業中はノートを取る時間を十分に与えました。
なので、ノートを取っていれば解答できますよというつもりで…
日本でテストというと、会話禁止・よそ見禁止が当たり前だと思っていました。
しかし、ここはインドネシア。
ノートや辞書は1人1つだと思っていましたが、貸し借りはする。
これどういう意味、と話す。
立ち回る。
テストに遅れてくる。
国が違うと文化が違うということを改めて痛感。
注意してもなかなか伝わりませんでした。
さて、テストも終わっていざ採点!
これまた緊張です。
しかし楽しみでもありました。
どのような答えが返ってくるか。
一言でいうと、“うぅ~ん”ですね。
テストを作成した側はとしては、当然回答も作ります。
そして、こういう答え!というものも想像しているわけです。
というか、答えはこれしかないだろう、と。
しかし、言葉の壁か授業で伝わってなかったのか…
点数を取ってもらおうと思って設けた、所謂サービス問題もサービスになってない。
おっと…
成績の結果は、はっきり出てしまいました。
点数が開いてしまったと言ってもいいですね。
サービス問題をきちんと解答してくれた生徒さんは、他の質問にも解答してくれました。
でも…
これは自身の課題でもあります。
テスト問題(質問)の書き方ですね。
細かいところまで指定する。
来月からは次学期が始まります。
どんな教科を担当するのか不安ですが…
少しの間、休憩です。