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1月は一番雨の多い月で、ここのところ毎日のように雷を伴う雨が降っています。
先週は、暴風雨で電気の安定機が故障し、インターネットはできない、洗濯はできないと大変不便な状態が続きましたが、ようやく落ち着きました。
バリでの生活は楽しいですが、時にライフラインの弱さを痛感し、電気と水がきちんと供給されることに、心から感謝する機会を与えられています。
さて、写真はお手伝いさんのクトゥの息子コマンです。
先日、なにやらウパチャラ(儀式)があり、少し延びていた髪をすっきり剃り上げられちゃいました。
笑顔はお父さんに瓜二つです。
クトゥは初婚なので、生まれた子は「ワヤン」かと思いきや、旦那さんにはすでに二人の子供がいるので、3番目を意味する「コマン 」と呼ばれています。
実はこの旦那には、かなり嫉妬深い奥さんがいて、以前はまるでストーカーのごとくクトゥたちを付け回して見張っていましたが、コマンが生まれてからはそういうことも無くなった様子です。
インドネシアでは一夫多妻はそうめずらしいことでもなく、周囲からはすんなり受け入れられているようですが、本妻との確執はまだまだあるようで、その1点がクトゥたちに暗い影を落としている、そんな気がします。
今では旦那の方はほとんど本妻の元へは帰らず、我が家の離れでクトゥの仕事と子育てを分担しながら、よく働いてくれていますので、クトゥ一家には幸せになって欲しいです。
来る2月5日に、主人と第3夫人のあやかさんの挙式をすることになり、ウブドの老舗の美術館にあるホテルの会場を押さえてきました。
日本からわざわざお祝いに駆けつけてくださる方もいらっしゃるそうですが、残念ながら、あやかさんのご家族の出席は無理みたいです。
本来なら、大事に育てた娘の花嫁姿、きっと楽しみに夢見ていたことでしょう。
私も娘を持つ親として、その気持ちはとてもよくわかります。
なんだか複雑な心境です。
では、また来週