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2012/01/18
先程、今日の稽古を思い出して
反省会ならぬ、回想会を
『養成所のレッスン終わり、演出助手の先生が
「Pazienzaはほんまにやりがいのあるいい役よなぁ。おれ大好きだわ」
としみじみおっしゃった。
今日の稽古は「なんて舞台演技力や呼吸が必要なんだろう。。」と実感。
何故なら、相手の感情変化を促す呼吸や視線を相手に送り続ける役割があるから。
ほとんどヒロインが喚いている作品だけど、聞き手として彼女をクッションのように受けて包んであげる人物として常に舞台上に存在しているから。
劇団にうん十年といる役者としても、自分の演技力をもっと高められる、そんな気がします。
歌唱力は勿論なんですが…やっぱり役者魂のほうが大きくなってしまいました。』
こうつぶやいてました。
オペラは音楽。
歌い手は歌を聴かせてナンボ。
演技は後からついてくる。
そういう風に指導されたこともありますが、、
息が本物であれば、どんな演技であれ本物になります。
「この役になりきる」だなんて「嘘っぱち」をやってるに他なりません。
私は「お前の演技は全部インチキなんだよ。」と言われたことがあります。
それは、すべて呼吸(息)のせいでした。
今は歌い手を重きに置いてますが、やっぱり演技から入ってしまうのが
役者出身の私なのです。。
2012/01/18 12:28 | uika | No Comments