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2012/01/18

しおらしい、と読む。
したたか、可憐で上品等、
女性に向けた言葉で扱われることが多そうだが、
何だか、野菜に対しての印象がどうにも強い。
言うなれば男性は米で女性は野菜・果実という感じか。

近頃は経営よりも経済に目を向けよとよく言われる。
自分たちだけではどうにもならない事象は幾つか経験から覚えた。

畑に種を蒔き、雨を含んで芽を育み、太陽を浴びて実を生す、
当たり前の「道理」、しかしこの当たり前の道理がわからないという
人もいる。幸せですかと尋ねたら素直に幸せですと言い切れる人って、
どれだけいることか。

一食にどれだけの人が係り今ここに至るということに感謝もなく、
仕事の接待や外食先で貪るようにし、無駄に余らせたり、
お金を払っているとはいえ、生産者への感謝は一切考えていないかのよう。

目の前の事に真剣になるのは大切ではあるけど、
食べることは生きていくうえで一番大事な行為、
その根源にある天地自然の理を生産する方々への想い、
忘れないでほしい。

マスコミの操作経由で今大切な情報が聞こえてこない。
農家の声。

米国の中の日本。

インターナショナルになるならば誰よりもナショナルでなければならない、
とある方が言っていた。その通りだと僕は思う。

誰でも簡単に海外に行ける時代、生まれた国の事もよく知らずに、
他国で云々言う生き方、

段々と日本の美しい古語が死語となっていくことに切なく想う。

がんばってる人を応援している、
その気持ちが波動となって同志を引き寄せる。

2012/01/18 12:40 | nishikawa | No Comments