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北海道は今、冷凍庫の中のようです。
とにかく、寒い!朝は比較的北海道では暖かい札幌でもマイナス10度以下で、寒い道東だとマイナス20度以下です。
もう、0度でも御の字ですが、日中0度にもなりません。
今年はお正月映画は不作の年だったのでは?
「ミッション・インポッシブル」を観に行き、それなりに面白かったですが、それ以外はどうもねぇ・・・・
一昔前は、お正月といえば「寅さん」、つまり「男はつらいよ」シリーズでした。
僕がまだ中学生くらいのときは確か、私の出生した札幌の「円山地区」にも映画館がかろうじてあって、混み合った映画館の通路に新聞紙を引いて観たように思います。
寅さんが最近は見直されているようで、東京では「寅さん塾」なんてのもあると新聞で紹介されていました。
私もなんとなく癒されたいとき、DVDを借りて観ています。
寅さんは基本的に子供みたいな性格ですね。
だけど、ときどき心に響く言葉を発したり、行動したりする。
庶民と労働者、そして弱い人に寄り添うところがある。
渥美清が人生で実際に経験した境遇や職業も元に映画が展開しているところが興味深く、また現実的になっています。
例えば、テキヤ稼業は渥美さんは経験があるらしいですし、旅芸人も経験しているといわれています。
中央大学中退は意外な一面です。学歴は結構あったのですね。
私が通っていた高校の英語教師が熱狂的寅さんフアンで、授業のうち、三分の一くらいは寅さんの話でつぶれた記憶があります。まあ、こういう授業は好きでしたがね。
現代の30歳代の女性が寅さんに「癒される」というのは理由がよく分かりませんが、年代や性別に関係なく「癒される」のではないでしょうか?
私は、印刷工場の職員に、「労働者諸君!今日も残業か?」といって茶化すシーンが大好きです。
さて、
犬の分離不安症という言葉が最近はよく聞かれます。
子犬の頃に、自立しきれない状態にしてしまったとき、症状が出るようです。
破壊行動や糞尿の撒き散らしまどです。
子犬のころは可愛くてどうしても過剰な愛情をかけてしまうものです。
このことが、逆に子犬に不安にさせる要素を強化することになっている場合があるようです。
犬が飼い主から引き離された時、過度の不安やストレスによって
1)過剰な吠え、2)不適切な排便・排尿、3)破壊など
犬にとっても飼い主にとっても問題となる行動をとることがある。これを犬の「分離不安症」と呼ぶ。本症を示す犬は、普段飼い主に対し過度の愛情を示す傾向にある。
と言われています。
対策は子犬にも自立心を与えていくことです。
過剰に愛情をかけない。犬の要望に応えすぎないことです。
出かけるときに、すぐに帰るからなど「声をかけない」ことが必要です。かえって犬を不安にさせます。黙って出かければいいのです。帰ってきても、犬がほえようと寄ってこようと無視して、すぐに相手をしないことです。
遊びに関しても、犬が要求したら遊ばないで少し時間が経ってから、遊ぶなど、ようは人間主導になることです。ついつい、犬が可愛くて犬の要求に応えてしまいますが、耐えることです。
一般的には・・・・・・
「分離不安症を治療するためには、一般的に犬の過度の愛情を断ち、飼い主との適切な関係を作るための「行動療法」と、それをより早く、効果的に治療するために、「薬物療法」を併用することが薦められる。クロミカルム錠はこの分離不安症の治療補助剤としてスイス・ノバルティス社により開発された。その主成分は塩酸クロミプラミンで、脳内の伝達物質セロトニンの取り込みを阻害する作用を持つ。分離不安症を呈する犬では、不安に関与するセロトニンの脳内での作用が弱い傾向にあると言われ、クロミカルムを投与することにより、選択的にセロトニンの取り込み阻害をし、セロトニンの作用を高め、不安状態を取り除くと考えられている。」
とうことで、最近は治療薬も出てきました。成分的には人間のうつ病の成分ですが、犬では分離不安症を治療する補助剤になるのだそうです。
人間は余り余計なことをしないほうが、いい犬になるものです・・・・