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2012/01/08

こんにちは。新年初のコラムです。
本年もどうぞよろしくお願いします。

年末年始の慌しさが過ぎると、もう成人式が目の前です。
こうしたイベントの時にネイルサロンに行ってみようかな、と
思われる方も多いはず。
でもネイルサロンって、なんだかよくわからないし。。。
と不安もあるかもしれませんね。

いったい爪をどうするのだろう?
とか、
料金はどの位かかるんだろう?
とか、
ネイリストさんと手に手を取り合って、なんて照れくさい
とか。
興味はあるけどその一歩が踏み出せない方も多いようです。
今回からは、ネイルサロンの現場についてお話してみたいと思います。

ネイルサロンと一括りにしていますがその形態は大きく二つに分かれます。
サロンと呼ぶのは、ネイルサービスをする専門の部屋があり、お客様お一人に対しテーブルが専用に設けられている空間です。
それに対し、美容室やデパートの一角にコーナーとして設けられテーブルも隣同士が続くカウンター式であることが多い空間を、ネイルカウンターと呼ぶことが多いようです。
サロンでは、ハンドはもちろんフットメニューも用意されているのに対し、
カウンターではハンドメニューのみであることが一般的です。スペースの問題が大きいのでしょう。

メニューはカタカナ用語が多いので不慣れなうちはややこしく感じますが、
内訳の説明が表記されていることが多いのでぜひ一読してみましょう。
専門用語を使っている場合もありますから、わからなければお気軽に問い合わせてみてください。
それでは、代表的なメニュー例をご紹介します。
もちろんサロンにより差がありますし、お値段の目安もあくまで相場の目安です。
ご参考までにということでお願いします。

<ネイルケアカラー:ファイル、ケア、カラーリング1色>
~自爪とその甘皮周りのお手入れをした後、お色を1色塗ります~
ファイルというのは爪の長さ・形をお好みに整えることです。
ケアは爪まわりのお手入れ、カラーリング1色はマニキュア単色塗りの意味です。
マニキュア仕上げなので、日持ちは1週間程度です。手先を使うほど寿命は短くなります。
除光液で落とすことが可能なので普段はネイルNGだけど、期間限定でネイルを楽しみたい方向けです。
お値段は、2,000円~4,000円前後が目安でしょう。
所要時間は1時間ほど。

<ジェルネイル:ファイル、ドライケア、単色またはラメ1色>
~ジェルネイルをお好みカラーまたはラメ1色から選択できます~
お爪を整え、ドライケアと呼ばれる簡単な爪周りのお手入れの後、ジェルネイルで仕上げます。
ジェルネイルとは、特殊なライトにあてることで固まるアクリル樹脂です。
カラーバリエーションが豊富でラメなどのキラキラ感を入れるのも人気です。
最近のネイルメニューでは、このジェルネイルが主流です。
爪の上から塗るのでまるでマニキュアのように自然ですが、剥げにくいのが特徴です。
個人差がありますが持ちはおおよそ3週間ほど。自然な長さで常にネイルを楽しみたいという方向けです。
除光液では落とせませんので、落とす際はサロンで落としてもらいます(オフする、といいます)。
お値段は5,000円~8,000円、デザインにより料金に差が出ます。
所要時間は1時間半~2時間ほど。

<アクリルスカルプチュアネイル>
~アクリル樹脂で作る人工爪です~
いわゆる「付け爪」です。短い自爪の先に人工的に長さを作り全体を覆います。
爪と一体化するので外れません。長さや形、デザインなどが豊富で形の美しさも自爪にはないものです。
タレントさんなどが時々びっくりする位長い爪をしてますよね?
たいていの場合はそれがスカルプチュアであることが多いと思います。
2週間を目安に伸びた分のメンテナンスが必要です(お直し、といいます)。
メンテナンスを上手に取り入れれば1ヶ月以上付けておくことも可能です。
落とす際はやはりサロンで落としてもらいます。
お値段は、シンプルなもので7,000円~8,000円。ただしデザインにより値段に相当なひらきがあります。
難易度の高いデザインだと20,000円前後になることも。
所要時間も長めで、1時間半~3時間になることもあります。

以上紹介した3メニューが現在のサロンでのメインになります。
この他に、フットメニューがあったり欠けたお爪を補修するリペアというメニューがあったりします。
いずれのメニューも、ネイリストの技量によりその仕上がりや持ちに差が出ます。
美容室同様に指名制度があるのもこのためです。

ネイルアートはオプション扱いにしていることが多く、ベース料金にアート料金をプラスするシステムです。
ご希望の仕上がりを込めてトータルお幾らになるかを確認しておくと安心ですね。
一度つけたジェルネイルやアクリルスカルプチュを直したりオフするのも別料金です。

サロンやカウンターの他に、自宅の一室などでネイルサービスを行う「ホームネイルサロン」も多くあります。
私のサロンもこれです。
ホームサロンの場合、料金も比較的お手ごろであることが多いように感じます。

いかがでしたか?
具体的なメニュー内容やお値段のご参考になりましたでしょうか。
次回はネイルサービス中のことやネイリストのことについてお話しようと思います。
お楽しみに!

2012/01/08 01:15 | makiko | No Comments