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<たくさんの人たちが屋久島を訪れて欲しいので、広めて頂けると嬉しいです>
すべては、この写真から始まった。
お互いに自分の世界を生きているだけなのに、目に見えぬところで共鳴し、影響し合い、繋がり合っていく。
それはこの時代に求められる再び宇宙と繋がるためのいにしえの秘宝
クンルンネイゴンの正当な継承者 伯井由紀先生が自身のFacebookに載せてくれたことによりこの写真は海を越え、言葉を超えてカナダ、シンガポール、イスラエル、アメリカなど世界中の人々のもとに届けられた。
“これぞクンルンパワーだ!”
世界中から大きな反響があり、さらに伯井先生の日本にいる生徒さんたちから
“クンルン凄い!”、 “私も屋久島のエネルギーを感じてみたい!”
そんな多くの声が上がったことにより今回の「クンルンネイゴン 屋久島リトリート」が決まっていった。
先生にとって今回で3回目となる屋久島
まずは益救神社へ行って旅の安全と天からの導きがあるようみんなで祈願した。
そして大川の滝へ
この滝壺には、龍神様が住んでいるという云われがある。
クンルンもその人自身から涌き起こる蛇のエネルギーで龍とも繋がりが深い。
まずはこの滝の前に立って、全身で水しぶきを浴びながら瀑風と共にやってくる龍神様が体を突き抜けていくのを感じてもらう。
これもまた一種の禊(みそぎ)、冷たい川や滝に打たれるのと同じように心や体にまとわりついた余分なものを削ぎ落し、聖なる水で身を清めることによって魂を浄化させる儀礼のようなもの。
さらに地中の養分やミネラルを豊富に含んだ屋久島の湧き水を飲んでもらう
体の中を屋久島の聖水で満たすことによって、森や大地、木々や草花、動物たちの中に流れている水同士が共鳴し合い、繋がりやすくなる。
Earth tribesのツアーでは森に入る前に、まずこの2つのことを心掛けてもらう。
これをするかしないかで森に入った時の繋がり方が全然変わってくる。
そして2日目から、いざっ森へ
屋久島には、北は北海道から南は沖縄までのあらゆる森がこの小さな島の中に存在しているとされる。
ここは、蔦が木や岩や大地を覆い尽くす南国ガジュマルの森
みんながイメージする屋久島の苔むした森とはまた全然違って、ここに連れてくるとみんなこの島の奥深さに魅き込まれてしまう。
苔むした森が「もののけ姫」だとすると、こちらは「天空の城 ラピュタ」
どちらも現実世界を飛び越えて、物語りの世界に迷い込んでしまいそう。
みんな先生のこんなお茶目な一面を見て親近感を覚える。
だからこそ壇上に立った時の姿を見た時、素直に凄いと感じてしまう。
これが何日も共にするリトリートの魅力でもある。
みんなクンルンをやっているだけあって、一人一人がしっかりと自分の世界をもっている。
木の声に耳を傾けたり、何億年と生きてきた岩がもつ記憶に触れてみたり、大地と繋がるための行を始めたりと、ガイドとして引率していても全然前に進めな~~~い。
そこで早々にすべての予定を変更し、一人一人が自分の物語りを生きれるように森で過ごす時間を増やすことにした。
みんなこの森を通して自然の大切さを学び、人と自然が共生していくこれからの生き方を見いだしていく。
ガジュマルの蔦に覆われた岩屋
細い蔦に気をつけながら中に入ってみると……
そこは音のない静かな世界
何千年と変わることなく生きてきた太古の鼓動が聞こえてきそう
ひんやりと冷たい大地に腰を下ろしてみんなで手を繋いだ。
手のひらを通して伝わってくるあたたかいぬくもり
自然と目を閉じて、一人一人の中を流れていくエネルギーを感じてみる。
“みんな繋がり合っている”
胸のあたりがじんわりとあたたかくなるのを感じ、至福の気持ちで目を開けてお互いを見つけ合った。
昨日会ったばかりなのに、時間も空間も飛び越えてもう繋がっているね。
出逢えたこと、心からありがとうの気持ちでいっぱいになった。
お腹も減ったしここでランチタイム
みんな裸足になって水と繋がり、大地と繋がり、自分自身と繋がっていく。
僕はというと……
足先だけではもの足らず、勢い余って滝行 !!
実際、屋久島でも12月の川の水はかなり冷たい。
しかし冷たさを冷たさとして捉えず、寒さを寒さとして捉えない
あるがままを受け入れることが出来れば心地よくすら感じられる。
体、心、魂の解放
中心から開かれていくことを実感できる。
でもここまでくると、ほとんど化け物
そして流れに身を委ねていく。
それは人生と同じ、泳ぐことなく力を抜いて浮けばいい…..
今回のリトリートの主催、キムチィこと木村さん。
自身でAITREE というスピリティアルなサイトを立ち上げいろいろな先生や講師によるワークショップや講演を開く傍ら、VOICEというスピリティアルな会社のコンサルタントもやっている。
昨年の8月17日、星波(セナ)という天からの贈りものを授かり晴れて一児のパパとなった。
森の中で食べるお弁当は本当に美味しい。
食後は屋久島で採れた紅茶やハーブティーなどあたたかいものを飲んでほっと一息。
お腹もいっぱいになったことだし、後半戦スタート。
今回一番年配だった和さん
手を貸したり声をかけ合いながらみんなで一緒になって一つ一つの障害を乗り越えていく。
「私なんかがいるせいで、みんなにご迷惑かけてばかりで……」と最後まで謙虚な和さん
迷惑をかけるどころか和さんがいてくれたおかげで一人一人の心の中に助け合う優しい気持ちが芽生え、みんなの心が一つにまとまっていく。
来年も是非また参加してくださいね。
そして手を取り合って海を見渡せる岩の上にみんなで登った。
前を見ればどこまでも続く綺麗な海、後ろを振り返ると豊かな森
屋久島の大自然にみんな大満足
そして今日の最終目的地、いざっガジュマルおじいちゃんの元へ
僕は屋久島にある出逢った木の中で、この木が一番だ~い好き。
行くたびにいつも僕をあたたかく迎えいれ、優しく包み込んでくれる。
みんなも自然とおじいちゃんに抱きついて出逢えた喜びの気持ちを心から伝えていた。
こうして一人一人の中に木という存在が単なる“物”としてではなく、しっかりとした意識と心をもった同じ“仲間”なんだという気持ちが芽生えてくれれば、僕たち人間は“森の守り人”としてこの先とっていく行動は自ずと分かってくるだろう。
お猿さんまで遊びに来てくれている。
みんなの気持ちが最高潮になった頃、伯井先生の導きによってクンルンネイゴンは始まった。
それぞれが自分と共鳴する場所を見つけ、まずは木と繋がるための行をおこなう。
やがて内から涌き起こるエネルギーに身を委ねて、一人一人が自分の世界に入っていく。
お互いが自分の世界を生きているだけなのに、目に見えぬところで共鳴し、影響し合い、繋がり合っている。
やがてそれぞれのエネルギーは森や大地や太陽を巻き込んで光となって一つに解け合っていく。
しばらくの後、一人一人がまるで生まれ変わったようなすっきりとした顔で帰ってきた。
ガジュマルおじいちゃん本当にありがとう、森も海も川も、鹿さんも猿さんもすべての繋がるものたちに心からありがとう。
また帰ってくるね。
森の後は家から歩いて10分の温泉で汗を流し、我が家で囲炉裏を囲んで晩ご飯
もうみんなお腹ぺこぺこ
恵美香の作るものには愛がある。
美味しさを超えて伝わってくるものがある。
人が集まる中心に、いつも火があるというのはいいもんだ。
火(アペフチカムイ)は人と人を繫げ、どんな時でも中心(原点)へと戻してくれる。
食事の後は、エチオピアと屋久島の写真をスクリーンに映し出して上映会をした。
人類が生まれた祈りの大地 エチオピアを、そして世界に誇れる屋久島の森を、共にみんなで旅をした。
見てこのバカでかいクワズイモ
泊まっているパッション館の目の前の道でこんなものが普通に自生していることにみんなびっくり !!
まるでトトロの世界、これなら多少の雨でも大丈夫そう…..
3日目は昨日とは打って変わって苔むした森
短い滞在期間でも屋久島の濃い~世界を体感できてしまうというのもトータルナビゲートだから出来ること
コースはいろいろ、年配者や体力に自信のない方でも整備された気軽に歩ける道だってたくさんある。
どんな人でも、短い時間でも、奥深い苔むした森を感じられるのは屋久島のいいところ。
こうして岩の上にも植物が根を張って生きていけるのも苔が苗床となって成長を助けてくれているため。
みんなお互いに助け合い支え合ってこの森は生きている。
森の中でみんなで一緒にお昼ご飯を食べた後は、宿に帰ってゆっくりする人とオプションとしてさらに深い森に行く人とに分かれて行動した。
オプションで参加してくれた人は5人中3人でいずれも僕よりも若い人たち
みんな水を得た魚のように元気いっぱい黙々と森を歩き始めた。
何を見ても興味津々、目で見るだけでなく触れて嘗めて抱きしめて全身を使ってこの森を感じてくれる。
株の中に妖精が……
表から見るだけではなく裏から見てみると、また違った世界が見えてくる。
この木はヤマグルマによって支えられていた。
一つの木に着目しゆっくりじっくり見てみることで、この木の生きてきた軌跡(奇跡)を感じることが出来る。
そしてそれを想像していくこともまた森を歩く楽しみとなっていく。
大きさや樹齢、名前があるかどうかなどの外的な要素だけで森を見てしまうと、素晴らしい木々たちを見落としてしまう。
大切なことは目的ではなく、そのプロセス
Earth tribesツアーではそのことに重点を置いて、五感をフルに使って森を歩いてもらう。
視点を変えてみると、いろいろな世界が見えてくる。
“蛇紋杉”
自然が創り出すアートはいつも完璧
人はどこまでその世界に近づけるか?!
僕が伝えたい世界を端的に言うと、エチオピアもインドも、アイヌ結婚式やウレシパモシリなどのお祭りも、僕が撮る写真たちもすべてこの蛇紋杉の中にある。
自然はいつも僕たちの先生となって大事なことを思い出させてくれる。
もうすべてが美しすぎてうっとりしちゃう。
“精霊の泉”
この時すでに違う世界に生きている自分がいる。
きっとその瞬間、存在している次元がすでに変わっているのだろう。
ここは七色の光の世界
肉眼では捉えられないだけで、すでに僕たちは光の世界に生きているんだね。
“光の世界へ”
すべては一人一人の意識、そして選択、さらにはこれから取る行動にかかっている。
世界を創造していくのは紛れもなくあなた自身
光の方へ、わくわくどきどき(wake wake,docking docking)しながら歩いていきましょ
今回初めてとなったクンルンネイゴン 屋久島リトリートは大成功で幕を閉じ、ここに確かな礎を築いた。
伯井先生に導かれるように、一人一人が深い意味を持って必然的にこの7人がここ屋久島に集まってきた。
僕たちはそう感じていた。
それを形で表したいと僕たち3人は考え、探し歩いた。
そして7つの星が輝く台座の上に、7つの水晶
それと出逢った時、これはまさに今回の7人の繋がりを象徴するもの
リトリートの最終日、屋久島の聖水で清められ先生のエネルギーが込められたその水晶は、まるで師が弟子に大切なものを継承するような形で一人一人に手渡された。
そして僕には、この7人が帰ってくる場所としてこの台座が手渡された。
それはカムイ(神様)が出入りする東向きに設えたアイヌの祭壇の中央に置かれ、いつでもみんなが帰って来れるように光を放ち続けている。
そう、ここは帰ってくる場所
必然的に招かれたものたちは、ここに妙な懐かしさを感じ、再びここへと帰ってくる。
“クンルンネイゴン”
それはこの時代に求められる再び宇宙と繋がるための秘宝
< 興味がある方は是非ご体験下さい。>
☆クンルンネイゴン、伯井先生による個人セッション
【伯井由紀(鳳崙) プロフィール】


こ の「泊まりがけ黒味岳撮影ツアー」は、巨木のたたずむ 苔むした森から始まって日本最南端の高層湿原、そして木の生育を拒むヤクザサ帯を通って360度この屋久島を見渡せる大パノラマの黒味岳山頂と、高度に よって刻々と姿を変えていくさまざまな自然の景色を全身で感じることが出来るEarth tribesのイチオシのツアーです。
秋の屋久島は紅葉が綺麗で山歩きには一番いい季節。
たくさんの人が屋久島に来てくれることを願っています。
( http://www.watarigarasu.org )
世界放浪の時の写真や文章、スーフィー巡礼からキックボクシング時代の写真なども載っていますので是非覗いてみてください
Bringer of the light Dai