あけましておめでとうございます。
今年はもうちょっと面白く書けたらなと思っているので、どうぞよろしくお願いします。

何を書こうか迷ったのですが、1月はお休みが多い時期なのでタイトルにつけた、
待機のときの過ごし方についてお話しますね。

「待機」とは出勤しているもののお客さまについていない状態のことです。
ゆえに、暇ではあります。
が、過ごし方はキャバクラと風俗では全然違います。

まずキャバクラなどではこの時間、文字通り待機していなくてはなりません。
お客様の目につきやすいスペースに女の子が固まって集められて座っている風景は
その手のお店に行ったことがある男性なら一度は目にしたことがあると思います。
このお店にはいまこんな女の子が出勤してるんですよー、という広告を兼ねているので、
女の子たちは待機中も姿勢をただし、仕草にも気をつけながらメールをしたり小声で
周りの女の子と話したりして過ごします。
メールと言ってもこの場合、ほとんどがいわゆる営業メール。
来てくださいそうなお客様にお願いや予定を伺ったり、そうでないお客様にも忘れられ
ないよう、メル友感覚でご連絡したりもします。これも仕事の一部なので、携帯は
女の子にとって必需品です。
また、女の子同士でおしゃべりできるのも風俗と違うところです。先輩のヘルプにつく
とき話題に困らなくて便利という利点もありますが（その代わり仲が良くない先輩の
ヘルプだったりするとほんとにしゃべることが無いというデメリットも…。。。）、仲がいい
子同士だとホントに友達になって恋の話とかカラオケの話なんかで盛り上がります^^
わたしも仲のいい友達同士でシフトを組んでいたりして、一緒の日にちょっとでも待機
があるとものすごく嬉しかったのを覚えてます。

風俗ではほとんどが今は個室待機。
完全に個室かどうかは別として（天井が空いてたりすることもあります）、いちおう一人
一部屋が仕事スペースとして与えられることが多いので、そこでの過ごし方は様々です。
テレビがあるお店ではテレビを見る人もいるし、携帯をながめているときもあれば、
寝たりなんと資格や学校のお勉強をする！という人もいるみたい。
わたしはほとんど読書でした。短いのが便利なのでショートショートや短編ばっかり
読んでいて、いいところでお客様がいらっしゃって残念な気分になったこともあります。
待機中にたまに黒服さん＝スタッフさんが遊びにくることもありましたが、いずれに
してもお客様がいないときは風俗嬢は一人きりで過ごすことが多いです。
（もっともソープランドやおっぱいパブみたいなお店では集団待機もあるみたいです。）

わたしはキャバクラの集団待機が結構好きで、友達が出来たりして嬉しかったので、
風俗の個室待機はすごく寂しいなと思います。
さっき挙げた風俗の待機の過ごし方は、キャバクラの時の友達が風俗に行ったあと、
聞いたもの。お店が変わったりしても、友達同士で連絡をとったりして、遊びに行ったり
お互いの近況報告なんかしているんですが、それが出来たのもあの暇な待機時間のおかげ
かな、なんて思ったりしています。