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2012/01/03

みなさん、
明けましておめでとうございます。

みなさんの2012年幕開けはいかがだったでしょうか?

イタリアはまだまだ不況のようですが、
夫の後厄がやっと晴れ、
私はとっても清々しい幕開けとなりました。

さて、
前回、こちらのクリスマスは
日本の正月のように
家族、親戚が集まると書きましたが、
では正月は?
正月は、日本のクリスマスのように、
友達、恋人と一緒に過ごすのが普通です。

私の場合、
毎年誰かと夫のレストランへ行って、
食事をして、
カウントダウンに合わせてシャンパンをポーンッ!

「Auguri!!!!」

と、店中のお客さんと乾杯を交わし挨拶をするのですが、、、

子供達を無理矢理起こしておかないといけないし、
12時が過ぎれば
花火に爆竹にとすごい騒ぎになって、
雷が恐い長女は必ず

「雷みたいで怖い!!」

と泣き出すし。

いろいろ考えて、
今年は同じ日本人のお友達の家へ遊びに行くことにしました。

田舎の2両編成の電車で1時間。
ここから一番近い海の街、南トスカーナ最大の街グロッセートへ。

シエナ県とは違い
建物も大きくお店も多く、
いつ行っても楽しい街の一つです。

街中を走ってくれる、こんな汽車に乗ったり、
公園で走り回ったり、
くたくたになった子供達は22時前にはスッと寝てしまいました。

さてそこから、
ソムリエの彼女と、
持参したトスカーナ州アレッツォ県コルトーナ市の
バイオダイナミック農法のワインを
フランスチーズと一緒に。

久しぶりで募る話が途切れず、
盛り上がりに盛り上がってるそのとき、

「しまった!あと10分!そば!そばがあるのに!!!」

と大慌てで年越しそばの用意を始めるも間に合わず、

「まあいいや、年越してからでも!!」

と、12時ちょうどにポンとスプマンテを抜いてくれた。

街の中心で最上階の彼女の家、
その頃には前も後ろも右も左も
あちこちからあがる花火を堪能出来ました。

次の日、一緒にお雑煮を作り、
煮物を炊いてお正月。
両家夫はシェフのため

「今年は寂しくない日本の正月になったねー」

と夕方また電車に乗ってボンコンヴェントへ。

夫はすでに仕事場でしたので
挨拶に行って家へ帰ると、、、

家は綺麗に片付いて
暖炉には火が熾され、
食卓には美味しそうな料理とワイン!


まぐろ?かつお?のたたき


詰め物をした鳩

さっき家を出た夫が用意しておいてくれました。
あとは食べて飲んで、
お風呂に入って寝るだけ。
本当に幸せな幕開けとなりました。

さあ、今年も一年がんばります。

2012/01/03 05:51 | emiko | No Comments