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2011/12/21

トンガの鈴木です。夏真っ盛りで、ついに扇風機を買ってしまいました。超快適!!!と思ってましたら、最近曇りや雨が続き、ヒンヤリな日々へ。まぁ、そんなもんでしょう。

さて、前回に続き、姉のトンガ滞在様子を書いてみます。

火曜日

朝から警察官が強制連行の電話が続きまして、学校の隣にある警察へ姉と向かう。昨年のテレビ取材ではここでの取材もありまして、姉もテレビ越しで見た場所。僕はその日、火曜日中に編曲を終え、プリントアウトして納品しなければならなさそうなので、姉には申し訳ないけど町中を一人で回ってもらうことに。でも地理勘がないし、地図もないので、警察官に頼んで車でぐるっと町中を走ってもらい、超簡略化町中ガイド。ついでに金曜日のスキューバダイビングの予約をし、姉を町中に下ろし、僕は警察の部屋に監禁。
予定では、町を歩き回って、もういいやと思ったら僕に電話して、警察官と共に迎えに行く予定でしたが、彼女は一人で歩いて帰ってきました。まぁ、徒歩20分でほとんど回りきれる位の町なので…。午後はそのまま昼寝をして、僕はそのまま警察へ。

編曲作業の底本は日本の高校の音楽の教科書。で、パラパラとめくってましたら文部省唱歌の「ふるさと」が合唱編成で掲載されてましたので、トンガの数字の楽譜に書き直し、ローマ字で歌詞を書いて歌わせることに。ふるさとって、何て素晴らしい歌なんでしょう!!海外にいる身のせいか、歌詞をローマ字に書き直しながら、泣きそうになりました。そして、軽く合唱指導(爆)トンガ語は日本語と発音が非常に似ているので、結構うまくいきそう!つか、こいつら、歌うまい!!!男性合唱でバシッと決まりそう!!!

そんなこともしながら、編曲作業を無理矢理終わらせて納入して、僕の任務終了。疲れた。

姉はぐっすりと昼寝してました。夜の予定は勝手にトンガ人のお宅で夕食を食べよう計画を立てまして、警察官に頼んでおきました。姉には事後承諾。まぁ、断りはしまいでしょう(笑)。というわけで、警察官が迎えに来て、自宅へ…と思ったら、近くのローカル食堂へ。実はその翌朝、彼以外の家族はNZへバカンスへ出掛けてしまうとのことで準備できなかったと。でも、普通のトンガ人の食事などにも姉は喜んでました。(と思う…)。その後は彼のお宅へ向かい、家族と暫し歓談。僕も久しぶりに行きましたが、子供が思いっきり成長してましてビックリしました。普通の観光客でローカルのお宅訪問もそんなに体験できないかなぁ?というわけでよしとしましょう。なんか、僕の日常生活書いてません?(爆)

水曜日

基本的に予定がないので、起きてからその日の予定を決める感じ。さて、どうします?というのが普通なんですが、この日だけは決まってました。トンガタプ島の島巡り。予定ではソロモンで出会って以来の友達の元相撲取りの警察官(警察だらけだな、自分…)に頼んでましたが、どうも車の調子が悪いらしく、彼が知り合いの日本人に頼んで車を手配してくれました。もちろん僕も知ってる人ですが。(彼は定年退職後、トンガで年金生活をしています。)というわけで、トンガ人一人含んでますが、基本的に日本なメンバーで観光。トンガタプはあまり観光名所はないんですが、それでもガイドブックに載っているような場所を巡って来ました。正直な話、観光ガイドに載っているものと実際とでは、がっかり度の方が先行しそうな観光名所です(笑)。トンガに来られる場合は、観光より、原住民と絡むのがよいかと思われます。そんな中でお勧めはブロウホール。サンゴ礁が島の基本となってるためか、潮吹き岩が続く場所があります。豪快にブワーッと潮を吹くわけですが、その日は残念ながら海は凪ぎで、恐らく干潮。めっちゃくちゃおとなしい海で残念。満潮で風、波があると、物凄い豪快な風景なんですけど…。

そんな観光を終えて向かった先は、その元相撲取りの警官のお宅。JICA関係者で、彼の奥さんと仕事場が同じだった人と、日本語の先生が帰国するので、その送別会。ここでトンガの家庭料理を食べれました。豚の丸焼きは出ませんでしたけど(笑)。偶然、その帰国する一人が日本まで姉と同じ便とのことで、僕はひと安心。この日は彼の息子とトンガ語でしゃべってましたけど、なんか珍しく結構口からトンガ語が出ました。時々そういうモードってあるんですねぇ。ちなみに彼には子供が8人いますが、家族全員100kgオーバーという巨漢家族。上の息子4人は海外に出てますので、この日は子供4人ですが、異様な圧迫感が(爆)。僕にとって100kgオーバーは極めて普通で、当たり前ですが、姉は最初びびってたみたいです。あと姉は女性陣にいましたけど、どうだったんでしょう?基本英語だったし…。

そんな二日です。しかし自分の文章って、子供の作文状態ですね。ご容赦願います。

2011/12/21 07:41 | suzuki | No Comments