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ネイルアートの醍醐味、といえば「イラストアート」ではないでしょうか。
今回は、セルフネイル編の総仕上げとしてイラストアートの方法をご紹介します。
ネイルアートの種類は本当に増えました。
最近の主流はネイルシールです。リアルな模様や写真など、簡単かつ完成度高く仕上がるので人気です。
サロンで使われることも多くプロも認める納得のアートツールです。
しかし少し前、ネイルアートといえばイラストでした。
それこそ「シールじゃないの?」と思わせるほどの繊細な筆遣いで描かれたアートは、
まさにネイル好きにとっての醍醐味でした。
その魅力は、世界で唯一のアート、というところ。
そしてオリジナリティが出る、ネイリストにとってのセンスの見せ所でもありました。
シールアートが増えたとはいえ、まだまだイラストアートも根強い人気です。
ちょっとしたコツが掴めたらアートの幅が広がりますので、
ぜひとも挑戦してみてはいかがでしょうか。
用意するものは、アクリル絵の具、細筆(本当に細い極細のもの)、ペーパーパレット、です。
絵の具はお好きな色で構いません。混ぜて色を作ることが出来るので、まずは赤・黒・白・青・黄があればよいでしょう。
アクリル絵の具であることが重要です。
アクリル絵の具は、その特性として乾く前は水溶性ですが乾くと耐水性に変わります。
ネイルアートではこのアクリル絵の具を使います。
ペーパーパレットはアルミホイルやクッキングシートでも代用可能です。
マニキュアのベースカラーまでを仕上げます。
表面が乾いたらイラストアート開始です。
パレットに絵の具を出し、粘度を描きやすい程度に水で調整します。
粘度はメーカーや色によって異なります。あまり粘度が高くても伸びが悪く描き難いですし、反対にサラサラ過ぎても発色が悪かったりと良くありません。
直接爪に描く前に、多少の調整をしておきましょう。
さぁ、自由に絵を描きます。
爪をキャンパスに見立て、さらには複数の爪にまたがり動きをつなげてみるなど自由な発想で描きましょう。
慣れないうちは、雑誌やネット上の作品を参考にすると良いと思います。
アートなのでルールはありません。
ただし、完成度を高く見せるにはコツがあります。
まず、色ムラのないこと。筆跡も残さないよう気をつけましょう。
線は細く繊細に描くこと。
輪郭の滲みもないようにくっきりしたラインを目指します。
そして、バランスです。
爪の中に全てを収めてしまうのではなく、爪からはみ出たエリアにもアートの延長があるかのようなデザインを意識してみてください。
たとえばお花を描くとき、花全体をまるまる描いてしまうのではなく、
花の3分の1くらいははみ出しているかのように見えない配置にして描いてみます。
パーツのまとめ方や散らし方など、ちょっとした違いで完成度と収まり感がぐっと変わります。
たくさんのプロの作品を見て、目を肥やすことが大切です。
イラストが描けたら完全に乾くのを待ち、トップコートを塗って完成です。
この記事を書いているクリスマスのこのシーズン、緑色と赤色を使ったアートにすればモチーフが違ってもクリスマスらしさを演出できます。
楽しく上手に描けたら、ぜひご自慢のネイルをお披露目にお出かけしてみてはいかがでしょうか!
みなさん、メリークリスマス!!」