君は知っていたかい

僕が宇宙の一部だったことを

そして君と僕は一つだっていうことを

周りを見回してごらんよ

神が人を作ったというのに

誰もが競争し合い

民族同士が争い合い

より良い自分の世界を作ろうとしているだろ

今食べるものが無くて死んで行く子供たち

食べきれないほどの食事を捨てる人々

悲しみに打ちひしがれた人々

でももう一度周りをよく見てごらんよ

きっと素晴らしい物が見えて来るはずなんだ

どんな絶望的な状況でも

そこから這い上がろうとする人々がいる事を

本当は皆一つだったんだよ

空から降り注ぐ雨粒を知っているかい

雨粒はこの地上に生まれて来る僕らなんだってことを

雨粒は大地に染み込み

草を育て

命を救い

心を癒そうとしているんだ

君は知っているかい

雨粒の一粒一粒は僕らなんだってことを、

雨粒は溶け合い一つになり

川に流れ込み

穏やかな流れを作り

激流の岩に砕け

滝に突き落とされ

そして再び穏やかな流れに戻るんだ

そして僕はこの地上の片隅で君と出会い

君と混ざり合い

総てのものに感謝することが出来るようになるんだ

君と僕は海にたどり着き

海と混ざり合い

総ては一つになるんだ

そう考えてみてごらん

君と僕は一つなんだ

この地上にある総ての命は一つなんだよ

雨粒が降る場所が違い

流れる川が違うだけで

総ては一つなんだよ

競争する必要も

争う必要もないんだ

もうそんなに悲しまないでくれないかな

そんな君を感じると

僕も悲しくなるじゃないか

僕たちは皆

雨粒の降る場所が違い

流れる川が違っているだけなんだよ