まずはこちらの動画をご覧ください。ボールを投げずにジャグリングをする、「コンタクトジャグリング」の一種ですが、これまで紹介してきたコンタクトジャグリングの動画がどちらかと言えばパントマイム寄りの演技だったのに比べると、凄くジャグリング色の強い技を多く入れています。
ピンク色の大きなボールは「ステージボール」と呼ばれる種類のボールで、若干ですが表面に粘着力があります。
ボールの大きさも大きいので、僕でも少しだけならボールの上にボールを置いてバランスをとれるかもしれません。
しかし、ここまで動いている状態でボール同士をぴたっと止めてボールの上でバランスさせることは凄く難しいでしょう。
何よりも、ボールの動かし方が滑らか過ぎて、いい意味で気持ち悪いですね。
ところで、この動画。
最初の部分を見た時に、ちょっと違和感を感じました。技が凄かったのでその後その違和感はどうでもよくなりましたが。
その違和感が何なのかわからなかったのですが、ある日、人に言われてようやく気付きました。
その違和感の正体を話す前に、先にこちらの動画を。
ジャグリングとは全く関係のない海外の動画ですが、バスケットのチームで、白いユニフォームを着た人たちが、何回パスをするかを数えろ、という動画です。
どうでしょう、人間何かに気を取られると見落とすものがある、という動画ですね。
おそらく、上に掲載したピンク色のステージボールを使ったジャグラーが、それを意識しているかと言われればきっとNoなのですが、
違和感の正体のヒントはジャグラーでは無く、背景にありました。
それは、ところどころに出てくる「紅茶華伝」のペットボトル。気づいていた人はいましたでしょうか?(いたら、素直に凄いと思います。)
この動画のジャグラーは、どうやら日本に滞在中のようなのですね。
最初に感じていた違和感は、「なんか、妙に日本っぽい部屋だなぁ……」ということだったようです。
ジャグリング自体も勿論凄かったのですが、そんなことに気がついての記事投稿でした。