« 不思議ちゃん系 | Home | ニア・イズ・ベター ~大阪から始まる大変革~ »
いよいよ2011年も最後の月。
月日が経つのは早いものですね。
もうすぐ12月だというのに今週の屋久島は暑い!!
しかし、朝晩は冷えるので体調を崩さないように気を付けないと・・・
私のやっているウィークリーYAKUSHIMAは島で唯一のウィークリーマンションの様な形式の賃貸住宅なので、1か月から利用ができるということもあり、開業当初から法人の方の数か月利用というのが多く、ありがたいことに法人からの法人紹介というのもあり、年間のほとんどが満室というありがたい状況が続いているのですが、今年の傾向としては島外からの移住希望者の方や一時的な療養利用、帰省利用なども多くなっている。
ちなみに移住希望の方のライフスタイルとしては、まず荷物はほとんど持たずにやってきて1か月お試し移住。
島でかかる生活費や求人情報などを研究し、良ければそのまま移住。合いそうもなければ帰るというまさにギャンブルのようなライフスタイルなのである。
今までにそんな方が数組いらっしゃったのですが、現状8割は屋久島残留という結果を残しており、ウィークリーYAKUSHIMAが密かに屋久島の人口に貢献しております(笑)
うちを利用されるお客さんは結構定住率が多くなっているのですが、もともとこっちに住んでいる島民の場合は、仕事がなくなると鹿児島に出稼ぎに行こうという考えの方も多く、私の会社の同僚の旦那さんも今はそんな感じらしい。
屋久島というか鹿児島県は最低賃金は安い方で、社会保険や厚生年金等もつけてくれないところが多く、そういう待遇のところはなかなか人が入らない。
ただ、屋久島でも大手チェーン店のレンタカー会社やドラッグストアなどがあるのでそういったところだと働いて数か月ほどで福利厚生をつけてくれるので全部が全部待遇が悪いというわけではない。
屋久島は観光客で栄えている島なのでもちろん、ハイシーズンとオフシーズンというものが存在し、それによって事業主としても時期によって雇用人数を調整するため、大きい会社・お店ほど、集客状況で従業員を増減させないといけないのでハローワークにはしょっちゅう求人情報が出ているのだが、島の人は求人情報を見るのが好きなので(私もたまに見てます^^;)同じ会社が毎回求人票に掲載されていると「あそこはきっと人が続かない粗悪な環境なんだろう」と勝手な判断をし、本当にスタッフが必要なのに希望者が遠のいているらしく、まさに悪循環。
しかし狭い島だからこそ、求人情報に載っている会社はたいてい同じようなところ。そうなってくると島民は「鹿児島の方が給料も待遇も良いし鹿児島で働こうかな」と目先の給与額に釣られて島を出る人も多いらしい。
ただ、屋久島だからこそ、給料が安くてもお金を使うところがあまり無いのでなんと生活をしていけるということがわかってないらしく、島外に出ても誘惑に負けてお金がちっとも貯まらず、屋久島にUターンして来る人も多いらしい。
ま、そういう理由がありつつも、島暮らしに慣れてしまうと都会の喧騒や人ごみがうっとうしくなってしまい、結局は屋久島に出戻りというのがオチみたいです。
確かに住めば都。屋久島は治安も良いし、空気も水もおいしいし、渋滞も無いし、お金もあんまり使わなくて済むので自然が好きな方ならおすすめですよ。
そして移住体験はウィークリーYAKUSHIMAでお待ちしてます(笑)