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みなさんこんにちは!
日本は冬本番ですね。体調を崩している方も多いのでは。。
当地も しばらく暖かかったものの,ここ数日真冬日が戻ってきて
またマイナスの世界に逆戻り。
春が来るのは まだまだ先のようです。
そんな中 最近ちょっと健康管理に隙が出てきている自分。
イラストレーターという仕事の性格上,家にタスクを持って帰る事も多いのですが,夜中まで描いていると いざ寝ようと思ったときに頭が回転しすぎて眠れなくなってしまうんです。
目を閉じても アイデアやら画像やらの断片がグルグルとまわって眠りにつく事ができず,中途半端な眠りを経て,朝は非常に早く起きてしまう…
というような あまりよろしくないサイクル。
なんとかこの状況を脱しなければ,と いろいろ対策を考えているところです。
以前小説を書いている友人も,寝る前に日記をつける事を断念せざるをえなくなった という話をしていました。
日記を書きはじめると 小説と同じように,ついつい熱が入って,結果 頭が覚醒しすぎて眠れなくなってしまうのだそうです。
物づくりをする仕事に共通の悩みなのでしょうか…みなさんはいかがですか?
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「画材のこと② カラーインクの使い方あれこれ」
さて,いつも前置きが長くなってしまいますが,
今日のメインは『画材のこと』の第2回です!
前回 ドクターマーチンカラーインクの紹介を(軽く,ではありますが…)しましたが, 今回は わたしが愛用している使い方をいくつかご紹介したいと思います。
① 魅力は鮮やかな発色だけじゃない?! ベースを変えてちょっと落ち着いた雰囲気に。
目が覚めるような発色がよく強調される,ドクターマーチンシリーズ。
でもその透明度を活かしつつ,アンティークで落ち着いた感じも表現できます。
秘密は ベースに使う紅茶。
まず強めに出した紅茶を大きな筆で画面全体に塗り,乾かして,影の強さに応じて部分ごとに塗り重ねます。
完全に乾かしてから,いつもと同じようにインクで着色していきます。
この紅茶液を残しておいて,水の代わりに使っても,自然な陰影が出ておもしろい効果が出ます。(紅茶でインクを溶いて使う,ということ)
注意するべき事は,水張りした紙か厚手の水彩紙をつかうこと。紅茶液を全体に塗ってから着色するので,どうしても紙が弱まります。
そして 当たり前ではありますが筆のお手入れをしっかりすること。
紅茶を使った後は傷みやすいようです。古い筆を使うのが安全。
紅茶の代わりに違う液体を使ってもおもしろいですね。
② アクリル絵の具と一緒に。透明度の差がおもしろい。
油絵,水彩画,ペン画 など,技法や画材で作品を分類する事があります。
アカデミックな分け方ではありますが,必ずしもこれに倣う必要はありません。
むしろ