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2011/10/12

地球の舳先から vol.209
台湾編 vol.5

ザ・ラルー。

台湾中部のレイクリゾート「日月譚」イチの、ホテル。
もともとホテル代は高いので、割り切ってスイートを利用。
コストパフォーマンス的には素晴らしい…と、思う。

扉で区切られた部屋、というよりはもはや敷地内別荘という趣き。
庭にはスイミングプールと茶室を別棟でそなえ、
本棟には暖炉をそなえたリビング・ベッドルームと、
大きく区画を取られたバスルームと屋外のシャワールーム。
もの音ひとつしない静けさに、隔離される。

 
(左:丸い扉がホテル共用部への出入口 右:ベッドルーム)

水の音がするわけがないのだが、かすかに青みがかった茶色で
統一された室内は妙に落ち着く。
広いバスルームは、浴槽はきちんと木製。
バスソルトとバラの花びらが陶器に入って用意されている。

 
(左:バスルームと屋外シャワーブース 右:洗面所)

ホテルの敷地から出て長めの坂を下っていくと
箱根のような観光ストリートが連なっているものの、
ここへ帰れば、まったくもって隔離された空間。
台湾らしく、ホスピタリティも控えめで主張しすぎることのない心地よい距離感で
散策から帰ると、すでに無人の茶室には、睡蓮の花とデザートがセットされていた。

 
(左:半屋外の茶室 右:茶室と本棟をつなぐプール)

おとなしくしていよう、と思ったのだが、たまらず飛び込んで泳いだ。
深さは一番深いところで120cm程度なので、結構きちんとした造り。
浮輪も一応、用意されていた(笑)。

冒頭の写真は、早朝の日月譚。
朝もやの出ている早朝が一番美しいのだという。
久々に早起きをして、ボートを予約し、主要スポットを回ってもらうことにした。

つづく

2011/10/12 08:11 | yuu | No Comments