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昨日の夜は魔笛稽古だったのですが
部分的でなく全部を通しました
前日の練習前に個人レッスンを受けました
マエストロから直々に魔法を
(口元をぐわしっと挟まれる。
たまに顎を上に上げたり)←これが魔法の実態
私は舌が固まっていて、いい声を出すことに必死で言葉が声と一緒に飛んで行ってしまっている
Oで口の中をずっと保つ…
その響きを覚えて…
コレペティの先生が「本当に魔法にかかったみたい」
そして、マエストロまでも「なんで少し特訓するだけでこんなに変わるの?」
と驚かれた…そんな魔法をかけてもらったのに
第一声で「おぃ!昨日のが上手だったぞ!1日で元に戻ってる!」
し、叱られた!!
…言われてから直すっていうのは…あきまへんな…
終わってから
ちょいとしょげてたら
ダブキャスのお姉様に「疲れてる?」ときかれ
「…叱られてもうた!教えられたこと1日おいて第一声で出来んとか最悪やー!」
とブラッキーになってたら
「いやいや、大丈夫!
元の綺麗な声にさらに深みができてすっごくよくなったんだよ
いつも楽しく聴かせてもらってるんだから
声、天使みたいだね」
天使はあなたです…
「他にもオペラ忙しいんでしょ?」
「あ…サンドリヨンの精霊で6重唱の一番下なんです」
「えー!なんで?!こんな綺麗な声なのにどうして下なの!?」
…女神や…!もっと言ってもっと言って(笑)
どうして私は下なのって!
(※注意 決して下が嫌なわけではありません)
マエストロに昨日魔法をかけてもらってから
私的にはほとんどmpで、Oの口だから言葉もモゴモゴして
あんまり聴こえてないんじゃないか…と錯覚してましたが
今日も、昨日も
共演者の方々に「ねぇ!ういかちゃん、魔法って何されたの?すごい変わってるんだけど!」
と言われました…
自分で聴こえない声がいい声とはよく言われますが
本当にそうみたいですね
女性共演者の方々に声を誉められるのはいつも嬉しいことです…が
「声か…」と思ってしまうのも事実です
うん、もっと励めよ私。
歌い手の身体を早く手に入れるんだ!