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今回はヒョウガ君自身のパフォーマンスの振り返りを。
今回のイベントは、3日、5日、6日と参加しまして、
6日目の1回目のパフォーマンスが雨で流れてしまったために、実質出来た回数は5回です。
4日に出演しなかったのは、お手伝いをしてくれるサークルメンバーが捕まらなかったからというのが半分。会社の仕事でもしかしたら緊急事態が入ってくるかもしれないという思いでいたのが半分くらい。
けして「ほかのパフォーマーを観たい」という思いで開けたわけではなかったのですが、結果的に会社の仕事は特に緊急案件では入って来なく、4日はなんならほかのパフォーマーを見に行くこともできたと思います。
しかし、残念ながら、今回の僕は、それができなかった。
3日のパフォーマンス、ヒョウガ君の1回目は失敗の回数が多かったとはいえなかなかの出来栄えだったと思うのですが、2回目は色々とマズイコト(※具体的に言うと、「ミエテハイケナイ」ものが見えてしまっていたり、「マヌーサ」の魔法をかけられ、ヒョウガ君が完全に視力を失ってしまうなど)が起こってしまい、精神的に少し凹んでいたというのもあるかもしれません。
ただ、こんなスゲー人たちの集団に僕なんかが居ても大丈夫だろうか……という思いにとりつかれてしまったというのが大きなところではなかったかと。それ故、ほかのパフォーマーの演技を避けてしまったのかもしれません。
それでも、次の日にパフォーマンスを行う場所の確認くらいはしておこうと、その日の夜に企画されていた「オフ部門パフォーマー呑み会」の前に、パフォーマンスを2組見て、4日は終了しました。
その日の呑み会。
「かんぱーい!!!」→みんなあっちこっちに行ってグラスを合わせる→合わせる→合わせ続ける→誰かが「すわれーっ!!!!」って言うまで合わせ続ける という、芸人呑みの恒例行事(笑)を経験し、ほかのパフォーマーとディープなジャグリング・パフォーマンストークをすることで元気をもらえまして、
「よしっ!!! 明日は頑張ろう!!」とかなり気合が入りました。
やっぱり楽しいことを経験すると、そういう精神状態もひっくり返るのかなと。
パフォーマーは、そういう楽しいことをするプロの集団ですから。僕はなんて勿体ないことをしていたんでしょうね。
5日は、前日の呑み会が好を制したか、二回ともとてもよい回だったと思います。
ヒョウガ君が勝手に好き勝手やり始めて、当初予定ではないこともしたりしていたようですね(笑)
ところで、こういうアドリブは、もし受けたようなら、次からは「アドリブ」ではなく、パフォーマンスにちゃんと取り入れます。これは、Junk Stageの舞台リハーサルで主役のお二人もやっていたことですね。
驚いたのが、「ヒョウガ君を見に来てくれた」人というのが予想していたよりもすごく多かったということ。
場所につくと「あっ!! ヒョウガ君だ!!!」という声があがったり。
ヒョウガ君はすごく嬉しかったようですが、「竜半さん!!」という声にはいささか不満だったようですね(笑)
中には「大ちゃん!(※中学・高校時代の僕のあだ名)」と呼ぶ人までいて、「誰だ!!」って言いそうになりました。僕が。
ちなみに、ヒョウガ君はほとんど人の顔は見えていません。
(※人間にとって犬の顔がみんな似た顔に見えるように、ドラゴンにも人間の顔はほとんど同じように見えるのです。)
ともかく、パフォーマンスをやる前からヒョウガ君のことを知っている人がここまで多いとは。
それが、やる気に拍車を掛けたんだと思います。
本当はこの日、ナイトパフォーマンスも予定されていたのですが、残念ながら雨天のため見合わせました。
翌日も一回目、ほぼ天気は回復し始めていたのですが、大事をとって一回目は中止としてしまいました。
それでも、2回目は無事できまして。床が濡れていなければもっと多くのお客様を集めることができたかもしれませんが、
4日間にわたるショーを無事終えることができ、ほっとしていたと思います。
もっとも、まだ乾かない公園でパフォーマンスをやったから、しっぽは凄く汚れましたけれどね(笑)
このたった4日間パフォーマンスに参加しただけではあったのですが、この4日間で、確かな成長を感じました。
まだ漠然とはしていますが、次のヒョウガ君が目指す「道」が見えたような気がします。
「それ、ヒョウガ君がやらなくてもいいよね?」という演出にならないように、ヒョウガ君【らしい】演出をすること。
それが、次のヒョウガ君の新しいパフォーマンスの最大のテーマであると思います。
そして、このモチベーションの高いときに限って会社の仕事がめちゃくちゃ忙しい件。