« | Home | »

2011/01/30

最近はデジタル化が進んで、
プリントせずにデジタルデータのままで済ませてしまう人が多いと思います。

自分も以前に比べてプリントする枚数は減りました。

ブログ等でデジタルデータで見せるのと、
写真を直に見せるのとでは、全く意味が違ってくる気がします。
友達とそんな話をしていたら、その友達は
「手紙(写真)とメール(デジタルデータ)の感覚に似てるよね」
と言っていた。本当にその通りだと思う。

撮る段階でも、フィルムとデジタルとでは1枚1枚の重さが全然違う。
デジタルはすぐ見れて、要らなければすぐ消せるし、コストも掛からない。
でもフィルムはその両者が全く出来ないし、コストも掛かる。
だからこそ、フィルムで撮る場合は1枚に懸ける想いは大きいし、
大事にしたいと思えるんです。

私がフィルムにこだわる理由はもう1つあります。
それは、デジタルでは出せないフィルムならではの柔らかさです。
自分の撮りたい写真は、デジタルだと鮮明で硬い印象になってしまうので、
あまり好きではありません。
それと、デジタルでは気軽にシャッターを押せてしまうので、
気持ちが入らない事が多いんです。

デジタルデータをパソコンに入れて見るだけじゃなくって、
気に入ってる写真をプリントして並べたりすると、
1枚1枚が違う印象になったりするので、ぜひぜひお試しください!!
パソコンに入れっぱなしでは勿体無いです。

話は変わりますが、
先日、某写真屋に現像を出しに行ったら、
ネガのコマが途中で切られていたという話を聞きました。
フィルムにこだわって撮っている人にとっては信じられない話です。
その他にも現像でのトラブル話は聞いたりしています。
たとえバイトの方でも、フィルムは厳重に扱って欲しいものです・・・。
撮り直しが出来るものであればそれほどダメージはないですが、
撮り直しが出来ないものに関しては、致命的ですからね。

2011/01/30 01:06 | hide | No Comments