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2011/11/06

今、僕は湯島に居る。
湯島天神のすぐ三軒隣りにある秘密基地のような不思議な場所だ。
ここで、新たにこれからの自分がすべき使命(ミッション)を抱えながら、
自分らしく生きていくことに決めた。
前職からの流れの中で、様々な葛藤は勿論あった。
素直に、より素直になろうとしても、自分という存在、全てはコントロールできない。
逆にそれは「心の懐」を空っぽにし、自らを苦しめるという、善からぬもの
だったのだろう。簡単に云えば「いろいろ考えたあげく自然とこうなった」。

利他の心という言葉が、日々、脳裏を渦巻く。一時期、本も読めないくらい10月の
半ばまで引き籠ってしまっていた。しかし、今、こうして、ここに居る。それが全て。

「まずは、となりの人との国境をなくそう。
その思いは、遠く離れた国と国との国境もなくせるはず」

『国境なき料理団』は
「これからの世の中、もう国境なんていらないね」という考えのもとから生まれました。国境があるから、人間たちは自分たちの「取り分」を考え、所有欲や独占欲を生んでしま。自分たちが地球の一員だと思いさえすれば、そんな恐怖や不安にがんじがらめになることはありません。そして、どんなにいがみ合う人種も、美味しいごはんを共にすると、そこにはシェアの心が生まれ、いつしか笑顔で溢れています。これは人間の本能です。
「愛あるごはん」からは愛と平和しか生まれません。
だからこそ、私たちは「愛あるごはん」で国境をなくそうと活動を始めました。

・・・生きていくうえでかかせない「食」、自分が今日まで体得してきた経験を、この活動に準えて、新たに生成していきます。たくさんの仲間たち、想いを共有する方々との間に新たな「協働意識」を育みながら、一日一日を大切に精進していきます。

いろんな書籍・本が次々と発売されています。本の街に居た自分として、本から離れた活動を主に切り替えた際、気付いたことがありますが、似たような内容が多く、選択するに値するほど、個性が無いということ。出版関係は何がしたいんだろうと改めて思いました。
今、本当に必要とされる書は、何なんでしょうね、生まれる前の歴史が変わってきているという事象も起こっています。せめて、これだけは間違えないでほしいというもの、こと、それは個々の人生の中に存在しているのかもしれない、そんな中で、僕は、生き方を新たにし、「食」という大義、それはコミュニケーション・触れ合い・価値創造・様々な言葉に置き換えることができます。ここから如何なる進化を遂げ、御役に立てるのか、改めてこの場を借りて、拙い文章ではございますが再度始める次第です。論じながらも行動で示す、後にも先にもない、自分だけの人生を貫きたいですね。
御理解いただきましたJUNKSTAGE理事会の方々には心より感謝いたしております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

2011/11/06 01:19 | nishikawa | No Comments