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2011/11/06

11月に入りました。

私は茶道を習っているのですが、茶道の世界では、陰暦10月の初亥の日に炉を開くと言われています。

と、まぁ。
言われているのですが、立冬の頃、吐く息が白くなった頃、などとも言われていますね。

炉を開くというのは、風炉(ふろ)の使用をやめて炉を使い始めることです。
炉というのは、畳の一部を切って床下に備え付けた小さな囲炉裏のこと。
灰を入れて五徳を入れ、そこに釜を据えます。
また、「口きりの茶事」といって、5月に収穫したお茶の葉を壺に入れておくのですが、その壺の口を切り、葉を挽いてお茶を飲むそうです。
そのお茶事に使うのが、

「亥の子餅」という和菓子ですね。

万病を除くと言われているそうです。

2011/11/06 12:03 | takahashi | No Comments