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前回の記事から1ヶ月以上ご無沙汰してしまいました。
更新を楽しみにしていてくださる皆様、申し訳
ありません。この9月~10月は本当に忙しく、CD
発売記念ライブの2回目、3回目があり、新潟や
札幌へのレコ発ツアーもありました。
芸術の秋ということもあり、発表会のサポート仕事
も沢山、頑張っているサックスやボーカルの生徒さん
たちのバックを務めたりしました。
普段の演奏も10月は26本を超え、月6回の
完全レッスンデーと合わせても1ヶ月の計算が
合わない(汗)そんな月でした。
ツアーや日々のライブを無事に終わらせることで
精一杯の先月でしたが、それでも考えていることは
ありまして、なんとか文章にしたいな、とは思って
いました。それはジャズの未来についてです。
ちょっと題目が大きすぎますかね。。。
最近よく耳にするのが「もうジャズなんて・・・」
という言葉。今に始まったことでなく、大分前から
「ジャズは死んだ」という名言があるくらい、流行の
音楽ではあきらかになくなっている今のジャズ。
でも本当に「もうジャズなんて未来はない」のでしょうか?
現状として、ジャズのライブハウスにお客さんが
入らない、若い人がライブに来ない、、、そういう様子
から、ジャズ屋さんをやっている店主までが「もうジャズ
はダメかもしれない」なんて言っています。
ジャズを提供する側の人間がそんなことを言うなんて、
とんでもない!
ツアーで出会った方、日々のライブで出会う方・・・
古くからのジャズファンばかりでないし、若い方も
多いです。これからジャズを聴こうと思っているんです、
でもどこへ行ってよいかわからなくて・・・そういう人、
実は沢山いるんだと思います。それから子育てを終えた
お母様方・・・音楽が好きで実はジャズもやりたい、
だけれど酒場には行けない、、、耳の肥えた、本物を求める
方がたも沢山います。私のジャズピアノの生徒さんの3分の2は
そういう方なんです。
そういう「ライブはどこへいけば聴けるの?」と思って
いる人たちに、足を運んでもらえるような、そんなお店や
そんなミュージシャンが増えたら、まだまだジャズは
続いていくと思います。
若手のミュージシャンも優秀な人が沢山出ています。
古いジャズも好きで良く聴いていて(私なんかより知識が
豊富で冷や汗もの)そういうものを取り入れながらも
新しい感性で自分なりにジャズを演奏していく・・・
私もそうありたいと思っているし、まだまだ沢山の人に
聴いて欲しい、そのための努力もしようと思っています。
ただ、自分には商才はあまりなさそうなので、自分が
良いと思った音楽を新しく生み出していく、ジャズの良い
ところをもっと学んで継承していく、そういうことしか
できませんが・・・。
そんなことを思いながら演奏していた10月でした。
9月末の新潟ツアー、そして10月末の札幌ツアー、それぞれ
本当に色々な方々のお力を借りてなんとか成功しました。
今回は精一杯の力を出しましたが、まだまだ、もっともっと
やれるはずだ、と思っています。
もっともっと自分の「Ambition」を抱いて、今年の残り2ヶ月
まい進していきたいと思います。
札幌ツアーの様子をブログにアップしました。
もしよければご覧ください。
札幌ツアー1日目
http://goo.gl/QiIAI
札幌ツアー2日目
http://goo.gl/2X7B6
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