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2011/10/29

盛り上った「チビッコ園館長会議」~マンガ喫茶で仮眠をして~、8時半に新橋を脱出した。新橋はサラリーマンの街なので兵隊アリのようにサラリーマンがワサワサ溢れて右左斜めにうごめいていた(当たり前だわね)。出勤時間なのだ。

スーツ着るのは年に1回あればイイほうだし、いつもサンダル通勤だし、10分そこら車で行けば会社についてしまうボクにとっては、満員電車で通勤、スーツ姿、スマホは必須アイテム、日経新聞読んでます、的な方々の集団移動は、なかなか尊敬する風景だ。ごくろうさまです!っと心で叫んで満員の山手線に乗る。

電車の車両もホームも長いこと。それなのに満員。山手線なんかいつも満員だから、グルグル周ってんだし、各駅停車だし、いっそのこと長い電車の頭と尻をつないで山手線内に丸い輪のような電車のスタイルにして運行したらどうか。線路上に電車がいない時はない。問題出まくりですか?

めざすは中華街の近くの「関内」。関東は電車がいっぱいなので、どこへでも行けるのがスバラシイ。車いらんね。

目的は、ここに最近取引を始めて、弱小貧困水族館でありながら構わず、可愛いがってくれている水族館グッズを扱う会社があるのだ。いつも担当してくれる方に会いに行くのだ。挨拶しに行くのだ。バカボンなのだ。

9時到着。ずっとビルの中のマンガ喫茶にいたので知らなかったが、雨が降っていた。

いつも担当してくれるMさんと初対面。Mさんだが、別にムチで打たれたり、ろうそくを垂らされたりするのが好きな人ではない。そしてボクはSさんではない。かと言ってMさんでもない。そんなこと聞いてないですか、はい。

社長秘書だかの方なので、おそらくブタの親分みたいなオババだろう、だから内心食われる前に挨拶して早く帰ろう、と思っていたのだが、これがまた、アンタ、ちょっと聞いてよ、若くて美人な方だったのでビックラこいたがな。オフィスの中は若くて美人な女性しかいなくて、思わず、ここの社長、恐れ入りまする~!どうかお許しくだせぇ~!ご堪忍をぉ~!っと、下座に移動し、ひれ伏して床に頭をこすり付けた(意味不明ですね)。

Mさんが忙しい中、商品の説明やカタログを見せてくれたり、ショールームを案内してくれたりした。お世話になった。これからもどうかウチの水族館をお願いしますだ。

その後、案内してくれたMさんとは別のMさんと東京駅で合流し、行列の出来るうまいラーメンを食って、東京の葛西へ移動。なぜ東京駅の京葉線は乗換えがあんなに遠いのだろうか。地下鉄の一駅ぶんくらい歩くぞ。動く歩道だから田舎モンのワシにとっては都会人気分が味わえて楽しいけど。

葛西で、超水族館ナイトのために一緒時期に東京入りした後輩のSちゃんらと再び合流。昼からは「葛西臨海水族園」の見学。

案内してくれるのは飼育担当のKさん。Kさんはウチに前に来てくださり、ウチのM君と知り合いで、M君に頼んで、Kさんにアポを取ってもらい、案内していただいた。Kさんのほかにも、MさんやYさんにも担当ごとにお世話になり案内していただいた。MさんもYさんも、みんな優しくていい方ばかりだ。このあたり、YやらMやらで、YMCAヤングマンっ!!みたいなイニシャルトークだらけですまんね。

デカ水族館の裏側(バックヤード)を見せていただいた。広い。一同興奮。ヒデキ感激。

ウチの水族館何個分だろう。悲しくなる。水族館も広くてデカイが、裏側スペースもデカイ。通常、展示スペースの倍くらいはどの水族館も裏側スペースがある。機械や設備、予備軍の魚がいたりするからだ。しかし広い。どこかで隠れてサボっていても、見つからなそうだ。ウチはサボっていたらすぐ発見されて拷問の刑にあう。

どの生き物もしっかり飼われている!という印象を受けた。生き物に対する真剣な姿勢は勉強になった。

葛西水族館は独自ルートで全国のどの水族館にもいないブッタマゲ生物が多いのが特徴だ。マニアな方は嬉しくて両手両足を振り回して走り回るだろうに。水槽の数も多い。

ナポレオンフィッシュ

マグロのエサやりも水槽の上から見せていただいた。迫力満点。思わず、 「コレ、死んだら食うんですか?」 と同じ業界人にあるまじき質問をしてしまいそうになった。通常、死んでも食わない。

大きな水族館なので、案内していただいたあとゆっくり展示をみていたら、半分も行かないうちに閉館時間が迫ってしまった。ダッシュで見た。いやしかしスゴイ水族館だこと。

海外のイソギンチャク

他の水族館では見られない生き物のオンパレードだ。

閉館になってしまったので、そのあと一駅だけ京葉線に乗ってココにいった。6時からは安く入れるそうな。

シンデレラ城

夢の国は水族館人にとっても参考になる要素テンコモリなのだ。夢の国が夢の国であるには、その工夫やスタッフの心がけがなければ夢は覚めてしまうのだ。ところでミッキーは実は何匹おるのだ?

パレードはやっぱり思わず息を呑む感動っぷり。完成度の高さに涙が出そうになってしまう。オレも世の中のメンドウなことを忘れて、あのパレード集団の中に入って超笑顔で電球まみれになって踊り、お客さんに笑顔を与えたい。。。なーんてね。。。

メシを食っていたら、どこぞの同業者の某イケメン君が女の子を引き連れて向かい側でメシを食っていたので、おもわずコレも夢か?夢の世界は凄いもんだ、と思っていたら、ミクシィにメールが来ていた。こんなところで会うとは!世界は狭いものだ。お互い内緒にしておこうね。またそちらにも遊びに行きます。

~まだまだ続く。。。

2011/10/29 09:08 | kobayashi | No Comments