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ピアノを弾く子が減っているような気がする。そして、どんどんクラシック離れが進んでるのは気のせいだろうか。
昔は子供の習い事といえば、猫も杓子もピアノだった。
『エリーゼのために』は誰でも知ってたし、休み時間には教室のオルガン(確かあったと思う)にみんなで集まってはちょっと弾ける子が先頭をきって弾いていた。音楽室のピアノだって、いつでも弾いてよかったんじゃないかな。
私の記憶では小学生の頃は誰でも猫を弾いて遊んでたし、対旋律なんかも弾いて連弾をしていた。
みんなが弾けるので、ピアノを習ってる私はそんなの弾きたくないと密かに優越感を持ったもんだ。
それに自分と同じくらい弾ける子がいると、ライバル心を持ったもんだけどな。。。
だからつい最近、初めてピアノを習う小学生の女の子に「何か弾いてみたいな曲ある?」と聞いたら「猫踏んじゃった」と返事があってかなりビックリしちゃったのだ。
『猫踏んじゃった』を弾けなかったら昔はみんなで教えあったのに。
今はみんな弾かないのか??
これじゃ『エリーゼのために』どころか、クラシックの曲は全く知らないんじゃないのか?
これは音楽の世界だけでなくて、踊りの世界でもあること。
踊りなら昔はクラシックバレエかモダンバレエだったけど、今はヒップホップを最初に習う子が非常に多い。
別に悪くもなんともない。でも
「ダンスやってます」って子が内股だったりすると非常にがっかりするわけ。
(内股、外股の件はまた改めて書きたい)
いつからクラシック離れが始まったんだろう?
『猫踏んじゃった』が最初のモチベーションだっていい。大衆音楽に反対じゃないし、ヒップホップだって、本当にうまい人はすごいと思う。
だけど、いつの時代になっても、根本はクラシックだと思っちゃうのよ。クラシックを気がついてから身につけるのは実際大変だしね。
今の時代に私ったら頭かたいかしらね???