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2011/10/16

JJF2011に参加してきました!!
たくさん書きたいことはあるのですが、まずは、メインイベントでもある
チャンピオンシップ、すなわち、この年のジャグリング日本一を決める大会の模様をお伝えしたいと思います。

例年17:00くらいの開場、17:30くらいからの演技開始なのですが、
今回は15:30開場、16:00開演という早いスタートとなりました。
予選は事前にビデオオーディション形式で行われており、70組を超える出場者がいたそうな。
それ故、この日の決勝戦に出場している面々は、それだけですさまじい実力の持ち主だといえます。

会場となった代々木の劇場は、700を超える座席があり、
JJF参加者以外の観覧希望者も無料で入場できる……筈だったのですが、
あまりにも希望者が多かったため、全ての観覧希望者が観覧できたわけではなかったようです。

わけあって14:00くらいにご飯を食べに行き、戻ってきたのは14:30過ぎくらいだったのですが、
戻ってきたころには既に長蛇の列。おいおい(汗) 早すぎやしないか。
それもよい位置でこのチャンピオンシップを見たいというジャグラーの思いが強かったからでしょう。
ただ、僕がこの列に並んだのは真ん中より少し遅めであったのですが、
座った席は左寄りではあったものの、前のほうの割とよい席であったと思います。

来年から、指定席制にしたほうがいいかもしれませんね。

入り口には、パフォーマンスの順番が貼り出されていました。

開演。
審査員の紹介があったあと、早速演目に入ります。
やや日がたってしまっているため、若干うろ覚えな部分もありますが、許してください。

まずは女性部門から。

No.1 陳雅萍 (ディアボロ)
台湾からの参加者でした。
演目自体はスタンダードなディアボロの演技でしたが、途中途中にはさむアクロバティックな技が目立っていました。
最終的には3つのディアボロまで回しました。
演目終了後、どよめく会場。それもその筈、彼女はノードロップ、つまり一回も落とさないで演目を終了させたのです。
別の記事で書こうと思っていたのですが、6分間、常に失敗する可能性と背中合わせのジャグリングをしつつ、
落とさずに最後まで演じきることはものすごく偉大なことなのです。
おそらくJJF史上、ディアボロでは初の筈。そんな演目をトップバッターからやられてしまったのですから、
この後のパフォーマーにも期待せざるを得なくなってしまいます。

No.2 関口 綾乃 (ボール)
コミカルな動きを交えたハイレベルなボールのパフォーマンス。
4つのボールを4つとも投げ上げて一回転してキャッチ、5つのボールの中の3つを投げ上げて一回転してキャッチ、最終的には6つのボールまでやるなど、
難易度の高い技に果敢に挑戦しているところに好感が持てました。
今までのJJF史上で、トスジャグリング(※1)で挑戦する女性ジャグラーは少なかったと思いますが、
ここまでハイレベルなことに挑戦した人はいなかったのではないでしょうか。
ルーティーンの組み方など、研究すればさらによいものになりそうで、今後の活躍にも期待できそうです。

本当は全出場者の演目が終わった後に審査結果発表なのですが、この記事では結果は各部門終了後に書きたいと思います。
女性部門の結果は、陳雅萍さんの優勝。
やはりノードロップだったことが大きく評価されたのではないでしょうか。
女性部門の出場者が2人というのは寂しいですが、
二人ともすばらしい演技で、多くの女性ジャグラーに憧れてもらえたのではないかと思います。

続いて、チーム部門。

No.3 ちょろすけ(クラブ)
2人組のペアで、使うクラブが3本・4本というもの。
二人合わせて4本の手でこのクラブの数ですから、当然開いた手ができるわけですが、
その開いた手で二人で手を鳴らす、という見せ方を中心としたもので、新しい風を感じました。
この技に限らず、二人の「息の合い方」が完璧でして、背景に相当な練習があったものと思います。
動きも二人ともかわいらしく、楽しい雰囲気のジャグリングでしたね。

No.4 Licht(ディアボロ)
こちらも2人組。
演技に入る前の挨拶の段階の小ネタで観客の心を掴み、
その小ネタとギャップのありすぎるシリアスな演目は「ずるい」と思ってしまうくらい優雅な見せ方。
こちらもやはり二人の動きが高次元でシンクロしていまして、その演技には芸術性すら感じました。
いわゆるビッグトリックのようなものはなかったですが、この演目にはぴったりでしたよね。
ディアボロのパフォーマンスの新しい可能性を示したような内容だったと思います。

ここでいったん休憩。
休憩中も、今年の演目のレベルの高さについて語るジャグラーが会場のあちこちにいました。

No.5 カップラーメン(クラブ)
正統派なクラブパス2人組。
クラブパスと言うのは、普通はお互いが向かい合ってその間で何本ものクラブを投げ合いをするというものですが、
JJFではそれだけでなく、お互いの道具を取り合ったり、横並びになって技を行うなど、バラエティに富んだ見せ方になってきています。
大学の後輩なので、彼らの演技はよく知っていましたし、凄く応援をしていました。
緩急をつけた構成と、他のチームとの違いをなんとか出そうとしているところなど、工夫を感じました。
今年の3月に開催された「じゃぐなぎ杯」にも出場した二人でしたが、
その時よりもはるかにドロップを少なく抑えられていて、メンタル的にも成長したなとうれしく思います。
二人のキャラクターもなかなかよかったですね。

No.6 Akira & Teruki(ボール&リング)
技術的にも演出的にももともと評価の高かった宮野玲くん、岡本晃樹くんのコンビ。
演目開始と同時に、これでもかというくらい道具を舞台上のあっちこっちに配置してスタート、
やっている技も、目新しい上に技術的にも優れたものばかりで、見ていてとても楽しいジャグリングでしたね。
アイディア重視のジャグリングというのは、どうしても自己満足で終わってしまうようなものもあったりするのですが、
彼らの場合、ちゃんとお客様を楽しませられるような演出もあったりして、好印象でした。
最終的に、最初は散らばっていた舞台がきれいな状態になって演目が終わるのも素晴らしいですね。
彼らの尊敬するジェイ・ギリガンというジャグラーに対するインスパイアも凄く感じました。

No.7 Passacaglia(クラブ)
以前当ブログでも紹介した、2009年チーム部門優勝の「フレディーズ」の魂を受け継ぐ4人組チーム。
様々なパッシングパターン、フォーメーションパスを見せ付ける、フレディーズと同じようなパターンでしたが、
舞台の端から端まで飛んでいくパスなど、ダイナミックな技が増えたような印象を受けました。
さらに、安定感は以前より増しており、演技を崩してしまうようなドロップはまったくありませんでした。
マスゲームのクラブパスの分野では他の追随を許さない、
そして、当面彼らを上回るマスゲームクラブパスは見られないだろうなぁと、そんな感じさえ受けました。

No.8 台北市立體育學院(ディアボロ)
そもそも台湾という国ではディアボロが日本で言う国体の種目にもなっているくらいのディアボロ大国なのですが、
そこの学校の生徒たちがチームで参加しました。
なんというか、もう「そういう演劇」を見ているような感じで、
技術的な面でも、演出的な面でも素晴らしく、
また、ところどころではさまれたアイディア系の演出も、過去のJJFの方向性では考えられなかったような演出で、
ひたすら感心するしかありませんでした。
途中、一箇所だけドロップがあり、その後立て直すまで時間がかかってしまったのですが、
それを見て「まだ日本勢が付け入る隙がある」と、少し安心してしまったくらい完成度も高かった。

チーム部門は、
台北市立體育學院が1位、Passacagliaが2位、Akira & Terukiが3位という結果になりました。

以下は客観的に審査結果を見ての感想。
Akira & Terukiは最後の場面でミスが重なってしまったのが惜しく、あれがもし一発で成功していたなら、
2位・1位に食い込んでいてもおかしくなかった、と思いましたが、
それ以外の演出面、アイディア面では非常に輝いていたので他のチームからはリードがあったため、
3位という結果の予想は容易でした。
他のチームも良かったのですが、Passacagliaと台北市立體育學院がその中で目立って良く、
どちらかが1位でどちらかが2位だと思っていました。
Passacagliaは大迫力のクラブパスで充分に優勝する可能性はありと思っていたのですが、
総合的に見て台北市立體育學院に惜しくも及ばなかった、という感じであったと思います。

女性部門に次ぎ、チーム部門も台湾に持ってかれてしまったのですが、
今後、こちらの分野での日本人の巻き返しを期待したいところです。

男性部門は史上最高の戦いが予想されていました。

No.9 松村 高朗(リング)
以前このブログでも紹介した「ロケーションにもこだわる動画」に出演していた日本人が彼。
リングという道具は、通常は何枚ものリングを投げ上げる、正当派のトスジャグリング(※1)の道具です。
しかし、「3リングにこだわった」という彼のコメント通り、道具の数に頼らない、アイディア系の技の数々が輝きました。
僕の場合、事前に彼の技を動画で見ていたのですが、予備知識なしで見ると、あの技の数々は凄く斬新に見えたのではないかと思います。
手元で気持ち悪く(誉め言葉)リングを操りつつも空中にリングを投げ上げ続ける技は
彼にしかできないものではないでしょうか。

No.10 座布団マスター(座布団)
おそらく世界で唯一の座布団を使った演目。
勿論普通の座布団ではなく、ジャグリングに使いやすいようになっているものですが、
空中に投げ上げるとちゃんと正方形になり、
しかも、客席から見ると非常に大きな道具に映るため、迫力のあるジャグリングに見えます。
前方に投げた座布団がブーメランのように手元に戻ってくるという性質(?)をうまく応用した技の数々も
観客から喝采を浴びていました。

No.11 たくぞー(クラブ)
オリジナリティ溢れるクラブの技を多く入れた演目。
クラブを使ったジャグリングと言うのはボール・リングと比べて難易度が格段に高く、
腕利きのジャグラーでもオリジナリティを出すのに苦労する道具です。
そんな道具の特性をものともせず、見たことの無い新しい技のオンパレード。
これでもかと繰り出される技の数々に、会場もどよめいていました。
勿論、行った技の数々のレベルも高く、そして、演技中の笑顔がさわやか!

No.12 YURI(ボール・クラブ)
ボール・クラブの斬新な使い方をこれでもかと見せる演目でした。
彼はJJFチャンピオンシップの常連であり、海外にもファンがたくさん。
以前からアイディアに定評のあった彼ではありますが、
今年はさらに要所要所に小ネタを挟むような余裕のある演出を加え、
さらには技の安定感まで身につけ、向かうところ敵無しな状態になったような気がします。
観客が気持ちよくなれるような演目で、終わった後のすがすがしい感じが素晴らしかった。

No.13 北村 慎太郎(ディアボロ)
先日IJA(※2)で準優勝した北村くん。切ない恋の音楽に乗せたディアボロの披露でした。
彼の場合、音楽に乗せた非常にきれいなディアボロの軌道が魅力でして、
歌詞の心情を表すような途中の演出も良かったですね。
途中、失敗したように見せかけて実は続いているという信じられない技があったり、
最後は超高難易度の4つのディアボロを一発で成功させるなど、
技術レベルでもどぎついものがありました。

No.14 高橋 優弘(ボール・クラブ)
今回一番会場を沸かせたのは間違いなく彼。
現在中学1年生ということですが、
その年齢を抜きにしたとしても、成功させた技のレベルは間違いなく今回トップだったと思います。
ドロップがあったことにはあったのですが、そんなもんは本当にどうでもよくて、
ただひたすら高難易度の技を繰り出すその姿勢に、会場中のジャグラーが発狂。
今回唯一スタンディングオベーション(※3)を起こしました。
昨年も出場しましたが、去年と比べてその成長には本当に驚かされます。
おそらく、将来日本のジャグリングを背負って立つ人物になるのではないかと今から楽しみです。

No.15 中野 慧(ボール・クラブ)
正統派のトスジャグリング(※1)。前の演者の高橋君の後の順番で相当やりにくかったと思います。
しかし、そんな中でも冷静に複雑で高度な軌道の技を成功させていました。
彼の場合は扱う道具が多く、5つ以上のボールでこれ程多くの技を決めることができる人というのは、
日本では彼を含めて数人しかいないはず。
そんな正統派なナンバーズ・ジャグリング(※4)には是非とも今後も期待したいところです。

No.16 浦和 新(ディアボロ)
「新」と書いて「あらた」と読みます。
彼は「あらた君」と呼ばれているのでここでは「あらた君」の名前で統一します。
JJFをはじめ、様々な大会に挑戦し続けるあらた君。僕とは一度IJAで競い合った戦友です。
時折アクロバット系の技も織り込んだダイナミックなディアボロの技の数々は、
もう一人のディアボロの出演者、北村君の優雅さとは対極にある野性味溢れた演出だったと思います。
それでいながら、体の動かし方の綺麗さは文句無く出場者の中でトップクラス。
技のほうも、ほとんどミスらしいミスは無く、
多少軌道が乱れても甲斐性で続けてしまうなど、この1年でものすごい成長をしたのではないかと思います。

No.17 KiM(コンタクトポイ)
コンタクトポイという新しいジャンルでの挑戦で、
僕はあまりこのジャンルに触れたことが無かったため、斬新さを感じました。
ポイ・あるいはコンタクトジャグリングならば普通のことですが、彼はノードロップで演技を終了しました。
とは言え、普通のポイやコンタクトジャグリングと違い、手から離れる回数がとても多いので
このノードロップは他のジャグリング同様素晴らしいことであると思います。
精密に計算された動きを本番の舞台上で実行できる裏にはものすごい練習の回数があったのではないかと思います。

No.18 村上 翼(ボール)
満を持して最後に出てきた昨年JJFチャンピオン村上君。
昨年は、これまで開拓しつくされたかのように思われていた3ボールジャグリングの新しい境地を見せ付け、
会場を大いに盛り上げての優勝でしたが、
今年は昨年のインパクトが全員の脳に残っている状態でのスタートとなり、若干観客の目が厳しかったと思います。
しかし、それはやはりチャンピオンが背負う宿命と言うもの。
とは言え、昨年は3ボールだけだったものが4ボール・5ボールと増え、
そこでも新たなる可能性を展開するルーチンを見せつけてくれました。
更に、このルーチンをノードロップで終わらせてしまったのだから凄い。
トスジャグリング(※1)でノードロップ6分間など、常人のできる芸当ではありません!!

男性部門はやはり史上最もレベルの高い戦いだったと言って過言ではないと思います。
おそらく去年までの大会ならば、誰が入賞してもおかしくなかったのではないかというくらいレベルの高い戦いでした。
しかし、その中でも飛びぬけていたのが
ずば抜けた技術力で観客席を最も盛り上げていた高橋君。
体の動かし方の綺麗さと、ダイナミックな技で観客を魅了し続けたあらた君。
トスジャグリング6分間ノードロップと言う偉業を達成した村上君の3人。
個人的にはYURIくんがこれに次いでいるかなと思いましたが、ここから先は好みに拠るものだと思っていました。
僕の予想では
1位 高橋君、2位 あらた君、3位 村上君。
ただ、ここのところ、審査員がドロップを厳しくとる傾向が強かったので、
現実的には村上君が優勝するのではないかと思っていました。

そして順位発表。

「まずは特別審査員賞の発表。 特別審査員賞は高橋 優弘くんです!!」

……というMCの発表があったあと、会場中が凍りついたのが鮮明に思い出されます。

それもその筈、それまで、「特別審査員賞は3位以内に入れなかった人に対して、審査員が『特別に』送る賞」
という扱いだったためです。
確かに高橋君は、他の面々に比べ、ややドロップがあったと言わざるを得ませんでした。
しかし、気にするほど多くは無かったし、そもそもそのドロップの回数がかすんでしまうほど高度な技をがっしんがっしん決めていたし、
あれだけ会場を盛り上げたのに特別審査員賞!?

特別審査員賞だって、普通の人には取れない貴重な賞です。しかし、
「どれだけドロップを厳しくとるんだよ!!!」
そんな印象でした。
コメントを求められた高橋君。
「今回は……残念な結果になってしまい……」
というコメントに少し会場は和みましたが、そうだよな!! そうだよ!!!!
という思いが観客席にもあったのか、ものすごく拍手喝采を浴びます。
若干不満を覚えつつも、表彰の続きを待ちます。

「第三位は……高橋 優弘くんです!!」

そう来たか!!!
これはナイスジャッジと言わざるを得ません。
審査員の意図がどうだったのかは判りませんが、
「結果は3位だったけど、高橋君のパフォーマンスは3位以上のものだったぜ!!」
という風に映りました。

二位は村上君。
「今回はミスが少なかったと思うんですけれどもー……」
という、気の利いたコメントも印象的でした。
そして、一位はあらた君。
あらた君は受賞と同時に天高くガッツポーズを。
「本当に……(金メダルを見ながら)この為に何年もジャグリングし続けてきたようなもんなんで……」
という言葉に観客は惜しみない拍手を送りました。

二位の村上君のノードロップはものすごく偉大なことだと思いますし、だからと言って簡単な技に抑えたわけでもない筈です。
しかし、JJFという大会は、技その物の技術力だけではなく、演出や構成までもが評価される大会です。あらた君が優勝できたのは、総合的に評価をされたからではないかなと思います。

奇しくも、今回の3部門の優勝は全てディアボロでした。

あらた君が優勝した演技はyoutubeで見ることができます。

総括して。
まず、今年のJJFは間違いなく過去最高レベルの大会だったと思います。
僕はJJFの都度「過去最高だった」と言い続けていますが、本当だから仕方ないです(笑)
その中でも感じたのは、今年は全体的に「安定感」が増した。
チャンピオンシップに出場するためには、事前にビデオオーディションを合格しなくてはならないのですが、
おそらく、今回の決勝戦にコマを進めた出場者は、ほぼ全員このビデオをノードロップで演目を終えた物を撮影していることでしょう。
このノードロップの撮影を撮り終えるまでに、相当数のルーチンをカメラの前で通しているはずだと思います。
そして、それこそが技術の向上につながっているはずで、全員が「ノードロップで通せるくらいまで練習している」ということが決勝の舞台上での安定感につながったものと思います。

少しだけ不満があるとすれば、今回は、シガーボックス・デビルスティックの出演がなかったことでしょうか。
今回のチャンピオンシップにレベルが到達していなかったと言われればそれまでなのですが、多くの道具に溢れかえっているのがJJFの特徴だと思うので、シガーボックス勢・デビルスティック勢は、今回のこの出場者とどう戦っていくのか考えながら来年以降に備えないとならないですね。

男性部門優勝のあらた君が
「今回の、この面々の中で戦い、その中で優勝できて本当に誇りに思う」と言っていました。
本当に、今回出場した皆様には、心から拍手を送りたいです。

※1 トスジャグリング 「投げるジャグリング」のこと。
主にボール・クラブ(ボウリングのピンのような道具)・リングの3種類を使ったジャグリングを指します。
ジャグリングというとほとんどの人が思い浮かべるのがこれです。

※2 IJA……International Jugglers AssociationのSummer Festival内で行われるチャンピオンシップのこと。
早い話が世界一ジャグリング決定戦。

※3 スタンディングオベーション……観客が立って拍手を送ること。
「総立ち」になることは滅多にない。

※4 ナンバーズ・ジャグリング 数で勝負するジャグリングのこと。
ボールならば5つ以上で難易度の高い技をやること、7つ以上で技をやることあたりが目安になってくる。
昔は「ボールは7つ、クラブは5つ」のように言われていたが、最近は「ボールは8つ、クラブは6つ」になりつつある……。

2011/10/16 12:41 | ryuhan | No Comments