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2011/10/11

ハイ、こんばんは。今日も仕事や家事ご苦労様です。

「今年の夏はいろいろ仕事をしていて落ち着いて魚と愛撫できなかったので、落ち着いたことだし魚を採りに行って激しく添い寝して熱い夜を過ごそう」

という話しになって、採集部隊が編成され隣の県の浜名湖に向かった。その前に先発隊のワタクシは、

「うなぎパイファクトリー」

という銘菓「うなぎパイ」の生産工場へ向かった。目的は工場見学である。何年かぶり、2回目の来訪。

カーナビで案内してもらったらなぜか壮大な竹林のある池へ案内されて、びっくらこいた。仕方がないので、iフォンで見ていく。が、あるはずの看板がなくて、やっぱり迷う。台風で看板が吹っ飛んでしもうたらしい。苦戦して到着。

「うなぎパイ」っつーのはね、おばさんがその辺でよく食い散らかしているお菓子の「源氏パイ」に良く似たお菓子で、浜名湖名産のウナギが入っているらしい。うまいお菓子で、名古屋でもお土産人気ナンバー2だそうだ。

コネコネと良く練られたパイ生地が機械の中へ入っていき、長細く成形されてベルトコンベアに流れて焼かれていく。出来上がったうなぎパイは行儀良くならんでヒャホーイとか言いながら笑って猛スピードで袋の中に入り、終点で待っているマスク姿のオッサンがまとめてダンボールに入れて、はい完成、出荷。

その過程を上から眺める。ラインの作業というのは眺めてみると、つくづく大変で、途中でオシッコには行けないし、当然だけど、しくじるとそのライン全てが止まってしまう。チョット手を休めて鼻でもかんでいようものなら、どんどん自分の前に出来上がったうなぎパイがドドドドッ!と流れてきてしまい、ラインは大渋滞、自分の周りは、超うなぎパイ地獄になってしまう。寝ていてもダメだ。オナラをしようものなら、ニオイも同封されてしまいオナラ入りになってしまう。飽き性で同じ事をずっとするのがキライなボクでは、10分で超うなぎパイ地獄になり、怒られてしまいそうだ。

見学を終えて、2階にあるカフェではオリジナルうなぎパイスイーツも食べれて、うまくて泣き叫んでしまう。お土産でうなぎパイハチミツナッツ入りもくれる。ぜひ休日にはご家族、友人、恋人とどおぞ。

で、魚採集。後発部隊の後輩たちと合流して浜名湖のポイントへ。狙うは、チョウチョウウオという魚の仲間でかわいい熱帯魚。魚を採るには、川で掬うのと違って夜に採るのが良く採れる。寝込みを襲うのだ。昼間ではすぐに逃げられてしまい、釣りや巻き網でも使わないとムリだ。

夜の港の岸壁などに沿って寝ている魚にライトを照らし、そおっと起きないように警戒しないうちに静かにアミで掬う。これがなかなか難しい。起きてしまって逃げられたり、もともと半分起きていたりするし、夢中になると転んで海に転落したりする。

岸壁沿いに懐中電灯で照らしながら魚を探していく。起きているヤツは目が合うと、ヤベェ!って感じでスグに逃げていく。

夜の8時から11時ごろまでやって、ハゼの仲間や、セミホウボウ、クロサギ、ブダイ、ゴンズイ、ハオコゼ、カエルアンコウ、フグ、スズメダイの仲間、それにイセエビやウニ、ヒトデ、ウミウシなど、いろんな生き物を捕獲した。本命のチョウチョウウオ類と、でっかいタコには逃げられた。でも面白かった。

採った魚や生き物は、食うわけではない。水族館に持って帰って、検疫後に展示水槽にデビューする。

2011/10/11 08:26 | kobayashi | No Comments