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写真: Lyndsay Undseth Photography
皆さんこんにちは! ロサンゼルスに帰ってきました。
久しぶりに姪っ子に会うと、更に身長が伸び、長い手足でするすると廊下の壁を天井まで登るのでびっくり。幼い頃、新しいことができるようになるのが楽しくて仕方なかったことを思い出します。
「この2人はどんな素敵な家庭を作っていくのだろう・・・」
これは結婚式でゲストが想像することの一つだと思います。お互い仕事や家庭、プライベートで様々な経験をし、一人の人間としてもカップルとしても成長するのは当然のこと。愛し合う2人が一緒に歩む時、そこから何が産まれるのだろうと誰もがわくわくします。それは恋愛において付き合い始める時も同じです。
ところが結婚または付き合い始めるとすぐ、私達は気付かないうちに相手のことを「いつまでたってもここは変らない」と決めつけたり「何度言ってもどうして理解してくれないんだろう」と相手が変らないことを責めイライラしたりしていませんか? もしそう思ったらまず先に自分が相手に対してどれだけ変ることに対しオープンかを考えてみてください。自分が変りたくないのなら、相手に変ることを要求してはいけません。そういう時、私達は変る喜びを見ようとせず、変らないことに絶望しています。でも忘れないでください。自己紹介コラムで紹介しましたが、愛は「すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。」
相手をこうだと決めつけ相手に対し希望を失っては愛の関係は育まれません。
誰かを愛し、一緒に生活するということは自分を変えることです。
これまで一人で生きてきたのに、これからは一緒にいきるのですから変わって当然ですし、変わらなければうまくいきません。でも変わることはすばらしいことなのです。嫌なことではなくむしろ喜ぶべきことです。自分一人の人生を生きる素晴らしさでは感じることのできない、喜び、感動、幸福感を得られます。
自分に固執することは容易いことです。あなたにとって難しいように相手にとっても難しいことです。でも、まずあなたが変ると、必ず相手も変ります。なぜならそこには愛があるからです。相手の為に愛をもって貴方が変る時、貴方の優しさ、愛は必ず相手に伝わります。そして2人が変る喜びを理解しその世界を追求する時、他の誰にも真似できない2人だけの素晴らしい夫婦生活が産まれます。それが結婚生活の素晴らしさです。
相手の為に自分がどこまで変われるか想像し、わくわくしてみてください。人が変わるのは辛い経験をしたときと誰かを深く愛するときだけです。憎しみや傲慢、ねたみは貴方を頑固にし、悩み多き人生に導きます。最高のパートナーを見つけたと感じたら、自分がその人を愛し愛されることによってもっと素晴らしい人間に成長できると期待し喜び踊りましょう。
私も彼と出会って今6年目。もっともっと成長したいと思っています。