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2011/09/13

ダイビングという仕事を通して毎日、海という自然を相手にしています。ここ数年の自然の猛威も多くあり、ここセブの海の環境も変化を見せてきています。

環境の変化によってクラゲやオニヒトデの大量発生などサンゴなどにとっては死活問題になる事も年々増えてきているのは事実です。この自然と向き合って今の現状をなるべく維持して、これ以上悪くならないようにしていくことがこれからの自分たちがしていかなければならない課題だと思います。

その一つにオニヒトデ退治もあるのですが、個人的解釈からすると全てのオニヒトデを駆除してしまうことがはたして環境にとって良いことになるのか?と考えてしまう毎日なのです。この地球上に不必要な生き物などなく、それぞれがそれぞれの役割があるから存在するもので、人間の解釈によって悪とされるもの全て駆除の対象にするのはかなり身勝手な考えではないのでしょうか。

海に潜るのもとしてどこを見ても不必要なものなど感じられなく、なにかのサインを自然が出しているのではないのかと思う今日この頃です。

 

今回の写真:海に映ったボートの舳先

 

2011/09/13 05:53 | nihei | No Comments