はじめまして。
こちらでコラムを書かせていただくことになりました
花屋歴6年の上村恵理(かみむらえり)と申します。
お花は一般の方よりすこーし詳しい程度
あまりに広く深いその世界の入口に立ったばかりのようなものです
とはいっても、6年間も毎日、
花とともに生活していればいろいろなお花、お客様、事件に遭遇します
まさにゆりかごから墓場までのお付き合いをする花屋ですから
その時に見える人間模様はそれはそれは興味深い世界です
ひとつひとつのお花が持つ世界とそこに生まれるエピソードを
私たちだけのものにしてしまってはもったいない!
日常、視界に入っているものの目にとめてもらえないようなお花の健気さやかわいらしさを
ぜひ皆さんにも知っていただきたいと思っています
では簡単な自己紹介を・・・
出身は静岡県静岡市。高校まで実家でのほほんと暮らし、大学時代に宮崎で生活。
牛やヤギ、羊たちとともにのんびりと暮しました(畜産関係の学科でしたので)
ぎりぎりの単位をもらって卒業した後、就職で鹿児島に参りました。
ブライダル関連の営業職を7年ほど続け、結婚を機に夫と義母の花屋で働き始めました。29歳のころです。
現在35歳、3歳の男の子が一人おります。
花屋と言ってもいろいろですが、
私たちのお店はよくあるタイプの小さなお花屋さんです。
忙しい時にお手伝いをいただくことはありますが、基本的には家族だけで営業しています。
だからこそ一から十まで自分たちですべてやるので、一年中飽きることがありません。
私はお花に関して、全くの無知でこの世界に飛び込みました。
知っているお花は、バラ、ガーベラ、カーネーション、ゆり、カスミソウ、桜、チューリップ、菊、ひまわり。これで全部。小学生と同じです。
結局、それまでの人生、お花に全く興味がなかったのですね。
その私が6年も経てば 一丁前に花嫁さんにブーケのアドバイスをし、
バラの品種を指定してお花を仕入れるようになるわけですから
石の上にも6年ということでしょうか。
お花が好きで好きでお花屋さんになる方は大勢いらっしゃいますが
私のようにお花屋さんになってから徐々にお花が好きになる人というのは少ないのだと思います。
ですから一般の方に近い目線で、お花やこの仕事の魅力をご紹介できるんじゃないかな?
お花を身近に感じていただくのが私の使命!と思いこのコラムを書かせていただくことにしました。
ただし、ただ美しい、かわいいお花の紹介記事だけではないことをご了承くださいね(^^;
小さな花屋さんのままでいるつもりはありませんので
その奮闘ぶりや生々しい現場の出来事などもつづっていくつもりです
お花屋さんに憧れをもつ方の夢を壊さない程度に・・・
それではこれからよろしくお願いいたします♪