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今年、6月にアタッテクダケロ!的な気分で
去年のは、日本語だったし3rdだったけど、
ドイツ語言語でソプラノトップで歌ってみたかった…そんな理由だけで
オペラのキャスティングオーディションを研究生の身で
まるで懸賞に応募するかのようにエントリーした今年の人材育成オペラ。
実は…合格してしまいました。
しかも、童子本命で受けて合格したの私だけだったという。。
ダブルキャストで、童子は1 2 3の6人
他のキャストでオーディション受けて、童子に回された方か仕事として受けた団員の方々とご一緒します。。
(セールスポイント☆研究生なのは私だけ。うふ)
今日は音楽稽古の初日で、指揮補の先生からのスパルタなドイツ語ディクションを受け
次の稽古までに自分のものにし完璧にしなければ!!というプレッシャーで…おなかが痛いです。
今日は始まる前から緊張しすぎて、お昼ご飯もおやつも受けつけない状態。。
横隔膜がブルブルしてました。
栄養ドリンクを流し込んで…
先輩たちの気迫に圧倒されながら、がんばってついて行こうと必死でした。
去年の稽古もそうだったけど、それ以上の緊張です。
9月から養成所のレッスンも始りますが…
気持ち的にもうそれどころじゃないです…
10月のアンサンブル試験どころじゃないです…
修了公演どころじゃないです…
余裕ないです
今はこれに集中しないと、
11月まではこれに重きを置かないと
私は身体も精神的にもズタボロになる気がします。
養成所は修了しないといけないんだけど…
残り半年、すべての時間をオペラにささげないと毎日をこなさないと。
毎日、2、3のスコアとにらめっこしていかないと、本当はいけないんですね、歌い手というものは。
最近、ようやく感じ始めています。
これが、芸術家の生活なのか。
「自分との闘い。孤独との闘い。」と若かりし高校生の私は師匠から聞かされてきましたが
舞台に立つようになった今、ようやくわかり始めています。
自分がお世話になってる日本オペラ振興会・藤原歌劇団がフィールドのオペラです。
これが本当の出発点として、出演する気でいます。
前回、初オペラ出演となった「魔法の笛」とは全く雰囲気も違うでしょう。