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2011/08/13

7月の末から始まった3回の「じゃぐなぎ」メンバーによる公演は全日程を消化しました。

普段、公演の反省などはmi●iの日記に挙げたりするのですが、足あ○機能が無くなってしまうなど、
あまりそちらに書く意義を見いだせなくなってしまったので(笑) 今回はこちらに出張して公演の反省などをjunk stageの記事として書こうと思います。

・会社の夏祭り (参加者、竜半:ボール、シガーボックス Dくん:ハット)
僕の所属する会社の夏祭りに参加するのは2年ぶり、3回目でした。
これまでの2回は風が強かったり、雨が降っていたりと割と散々な内容だったわけですが、今回は曇天で気温もそこまで高くなく、風もあまり吹いていない状況ということで、パフォーマーとしてはありがたい状況の中でした。
僕自身の演技ですが、6月くらいから仕事のヤマが一段落したこともあり、そこそこ練習時間も取れた所為かすこぶる調子が良く、非常に気持ち良く演技を終えることができました。
この日はなかなかしゃべりの調子も良かったようで、相方のDくんからも「めずらしくぐだぐだなトークじゃなかったですね」とのお言葉をいただきました(笑)

・磐田市の某夏祭りでの公演 (参加者 竜半:シガーボックス、Aさん:ボール、クラブ Kくん:デビルスティック Dくん:ハット)
この日はかなり気温が高く、集合場所に言ってみると日陰すらない状況。流石にその状況で待つのは酷だったので、駅の近くの喫茶店で時間をつぶしたりしていました。
軽くウォーミングアップをした後演技。どうやらこの日もマイク(僕)は絶好調だったらしいです(笑)
「うおっ!!すげぇ!!」「やべぇ!!」と、端っこの方で見てくれていた高校生か中学生くらいの女の子と、一番前で凄い勢いで拍手を送ってくれた小学校低学年くらいの男の子の二人の食い付き方のおかげで、メンバーの調子もかなり好調。特に、Aさんのクラブの調子がこの日は凄まじく、ほとんどミスも無いような状況。正直この後に出演する僕へのプレッシャーが……。
それとなくトークで自分自身へのハードルを下げ(笑)、演技に臨みまして、若干守りに入った(=ミスが少ないように普段より行う技のレベルを下げる)感じで演技を行いましたが、まあ全体的によい感じだったのではないでしょうか。

・浜松市市街地でのお祭りでの公演(参加者 竜半:シガーボックス、Aさん:クラブ、Dくん:ハット、Nくん:ディアボロ、Sくん:ボール)
反省の多い内容となってしまいました。
まず、開始時、普段よりオープニングトーク(少しだけ技を見せながら見ていただけるお客様を集める)が長くなってしまい、30分という限られた時間内に5人の演技を行わなくてはならないことを完全に忘れてしまっていました。また、途中に後述する音響のトラブルもあったため、最終的には10分~15分くらい時間をオーバーしてしまったのではないかと思います。2~3分のオーバーなら許容されることもあるのですが、この時間オーバーは許されるレベルではありません。
オープニングトークが長くなってしまったのは、普段ならマイクを握りながらジャグリングをやっていればお客様が自然と集まってくるのですが、この日は全然そんな雰囲気がなかったことが原因。この日はかなり強い日差し(客席に一切日陰なし)・しかも「何かイベントが始まりそうだ」という雰囲気が一切ない、だだっぴろい空間の中でイベントを開始しなくてはならなかったという苦しい条件下であった、と言うこともできるのですが、そんなものは全て言い訳であって、それでも少しだけ足を止めてくれている方がいらっしゃったのだから、時間を考慮に入れ、その中で強硬開始をすべきでした。
そもそも、僕以外の出演者の演技時間を全て把握しておくべきでして、それの逆算をすることでオープニングにどれくらい時間をかけられるか、ということを普段はできているのに何故この日だけできていなかったのか。
パフォーマーの服装も良くなかった。統一感は一切なく、「今から何かをやろうとしている人」という外見ではなかった。これは、この日だけでどうにかしようとしてできる問題では無いですが……(そもそも、僕の衣装だってただのジンベエなので、あんまり人のことを言えないのですが……) 
そして、最大の反省点は音響です。
Aさんのクラブの途中のドラムロール、Nくんの使う曲の全てがほとんど聞こえない状態でした。
Aさんのクラブのドラムロールはクライマックスに流れるものだったのでルーチン自体への影響はほとんどなかったのですが、Nくんの曲は最初からほとんど聞こえておらず、急きょ他の曲を使って演技をしてもらわざるを得ない状況になってしまいました。
音響の違和感には、実は僕の演技中に気がついており、左右に設置されたスピーカーのど真ん中でやると、頭がくらっとするような状態になったのを覚えています。N君の音楽は、ドラムと低音部分の演奏から始まる曲だったのですが、それが演者や観客に伝わらないくらい小さな音になっていたのではないかとも想像できます。しかし、こういうことは、演技中では無く演技前に気づくべきことで、そのために、演技前には一通り音を流してもらい、全部の曲がちゃんと聞こえることを確かめていたのですが、それもこの日はやっていなかったのも悔やまれます。
自身のパフォーマンスは良くできていたし、メンバーも頑張ってくれていただけに、こういう演技以外の内容で足を引っ張ってしまったことが悔しくてなりません。
全て、余裕がないことが生んだ悪循環だったと思うのですが、未然に防ぐことはできた筈です。

過ぎてしまったことは仕方がないので、次につなげるために、今後どうしたらいいかをまとめておこうと思います。
・事前に出演者の演技時間を確認し、逆算してオープニングトークにどれくらい時間がかけられるかを把握しておく。
・衣装の統一感を出す。サークルのTシャツを作るなど。 それができない場合のために、人前に立つ時の衣装を各自用意してもらう。
・音響の確認を怠らない。演技前にちゃんと一通り音を流してもらい、違和感がある場合は事前に音響の調整をお願いする。
・自分ひとりで全てやろうとしない。メンバーに音響の確認などを割り当てるなどし、演技時間に余裕を作る。

振り返ってみると、人前に立つ者としては当然のことができていないなぁ……反省しきりです。

次の日に行ったサックスカルテットとのコラボはとても巧くいったと思います。

2011/08/13 03:46 | ryuhan | No Comments