今の音楽は様々なジャンルがあると思います。
クラッシックの曲ではよく「ガボット、メヌエット等」を耳にすると思います。
よく生徒からガボットって何?みたいな質問をされます。本当は先生に聞く前に
自分で調べて欲しいのです。意地悪している訳ではありません。人から教えても
らったことは自分で調べたことと比較して忘れてしまいがちなのです。そして人
に聞くという最も簡単な方法ではなく自分で本で調べるなどの手間をかけて知識
にして欲しいと僕は思います。
ガボットは簡単に言うと二分の二拍子のやや早め舞曲なのです。少し付け加える
と繰り返しがありダカーポでもどりフィーネで終わります。
もちろん多少の例外もありますがリズムに特徴があり楽しい感じのものが多いで
す。
他にもワルツ三拍子のはやめの舞曲等様々あります。
こういった古典舞曲の特徴として曲の終わりにはリタルダンド(だんだんゆっく
り)があり終わることが非常に多いです。舞曲を弾くにあたり一番重要なことは
やはり踊れるかどうかだと思います。
では舞曲って現在では?とかんがえると…ダンスミュージック!テクノ、ヒップ
ホップ、ハウス、レゲエなどいろいろあります。
曲のテンポはそれぞれほぼ決まっており各ダンスミュージックにだいたい特徴あ
るリズムがついてます。
例えばレゲエというダンスミュージック。1960年代後半ジャマイカで成立し、1980
年代前半まで流行した4分の4拍子の第2・第4拍目をカッティング奏法で刻むギタ
ー、各小節の3拍目にアクセントが置かれるドラム、うねるようなベースラインを
奏でるベースなどの音楽的特徴を持つポピュラー音楽です。テンポもBPM60も
しくは倍の120と決まっており人間の心拍数に近いものになっています。
ダンスミュージックも昔のものから現在のものに変化してきて未来はどんなもの
が出てくるのだろうと思います。
昔はどこか行くにも場所で何ヶ月もかけて行ったと思います。それが汽車ができ
たり船ができたり電車になったり飛行機ができたりとつねにはやいものに変化し
てきました。その影響もあると思います。曲にしてもダンスミュージックにして
もはやいテンポが増えてきたと思います。
メトロノームで昔は一往復で一拍でした。現在はその半分で一拍としています。
音程も現在の音程に比べるとベートーベンくらいの時代との音程差は半音昔が低
かったようです。なのでわかりやすい例としてはレコードの回転速度を少しおと
したらテンポも音程も下がります。昔に演奏されていたものと非常に近いものが
実現されると思います。
そこから考えるとあの難しい顔をした肖像画のベートーベンの運命という曲もど
こかあたたかい曲に聴こえると思います。
未来のダンスミュージックの予想は…音程が高めでテンポがはやいものができて
くるかもしれませんね