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お久しぶりです。気がつけば8月、一ヶ月以上放置プレーしておりました。すみません!実はほんのちょっとだけ忙しい毎日でして、インターネットも週に数回接続し、メールチェックやFacebook、mixiといったSNSのチェックに終始しておりました。
で、何が忙しかったのか?というと、今度9月にトンガの高校バンドの合同演奏会を企画しておりまして、その準備に終われております。この企画は、わたくし、鈴木の完全な個人的な思いつきを、勝手に実現させてしまおう!その位個人的な企画なので、基本的にすべて自分で今のところ動いております。
現在トンガの主要な学校はスクールバンドがあります。以前は(僕がくる数年前)ブラスバンドコンペティションなどが開催されて、そこそこのレベルを保っていましたが、今は開催されておらず、バンドの活動は各学校内での行事がすべてとなってます。
僕の個人的な考えでは、音楽に聴衆は欠かせないわけで、演奏者が自分たちの自己中心的な満足で終わってしまえば、意味をなさない…その位考えています。まずは聴衆を音楽で楽しませることが出来れば、自分たちのやってる活動は成功と言えるし、逆に、自分たちが楽しくても、それを聞いた聴衆が楽しいと思えなければダメ。
そういうことを考えると、特に目的のない練習を続けていくことは難しいし、モチベーションをあげることは出来ないと思いまして、コンペティションに変わる合同企画が出来ないかと発案してみました。
そして、当然僕の学校のバンドの指導は、僕がやってますので、今までダラダラとやってきた生徒たちに毎日喝を入れております。しつこいくらいに(笑)そして、わたくし、鈴木は生徒たちに自分のこのバンドでの目標、このバンドをどうしたいのかを発表して、強制的にその路線にシフトさせております。
鈴木のこのバンドの目標とは
「このバンドをトンガで一番うまいバンドにすること!スクールバンドだけでなく、警察や軍の音楽隊よりも上手くする。そして、『ブラスバンドをするなら、うちのバンド』と言われるようになり、将来『ブラスバンドをやりたいからうちの学校に入学した』という生徒が増えてくるようにする。そして、もし、このバンドがトンガで一番うまいバンドになることができたら、それはトンガだけ出なく、オセアニア諸国で一番うまいバンドということになる!」
さぁ、鈴木、大きく出ました(爆)
とは言うものの、トンガ国内のすべてのバンドをかき集めてもきっと50団体もないわけで、本気に取り組めば、実現可能であり、充分射程距離にあると考えております。
なので、今度の企画のジョイントコンサートは、コンクールではなく、単なる演奏会ですが、自分の中では、コンクールのつもりで、他の団体を打ち負かそうと思ってます。音楽に点数をつけて評価するのは、賛否両論ありますが、僕は優越をつけると言うよりも、コンクールを通して、しっかり音楽に取り組んでもらいたいし、他団体の演奏を聞いて、いろんなことを感じてもらいたい(単純に、どこが良くて、どこが悪いとか、参考になる演奏とか…)。そういう意味では、是非ともコンクールは復活してもらいたいし、この企画がその布石になればいいなと思っております。
ま、どうなるか分かりませんが、とりあえず1ヶ月後のジョイントコンサートに向けて、毎日シャウトしまくりで、正直喉からしてます。(笑)よりよい音楽の完成を目指して。