« 【ご案内】友情結婚完全マニュアル【発売記念】 | Home | Commedia dell’arte試演会 »
2011/08/05
水母と書いてクラゲと読む。水の母とはすごいイメージが湧きそうな字ですが、最近は観賞用としてアクアリウムでも人気で、綺麗なクラゲはなかなか幻想的で癒してくれる生き物だと思うのですが、実際ダイビングではかなりやっかいな生物です。
クラゲの構造は傘、口腕、触手からなっていますが、触手に少しでも触れてしまうと棘胞が発射されれば、絡まった場所は痛がゆい何ともいえない症状など出ます。刺されてもそれほどでもないタイプのクラゲも射ますが、中にはかなり危険なものもいるので注意が必要なほど。
観賞用になるタイプのクラゲは遠くからでも見たらすぐに判るのですが、全く見つけられない小さいのもから触手が長く傘の部分が小さいタイプのものなど、セブの海にもクラゲは多く生息していて、いきなり刺されたりすることが多く刺されるとやり場のない嫌な気持ちだけが残るので、ダイバーからするとお近づきになりたくない生き物ですが、魚の種によってはクラゲを住み家として生活する魚もいます。しかし、クラゲの種類によっては命がけの生活で触手に触れないようにしながら日々を過ごしている種もいるのですが、他の天敵などからは襲われないですむので、ゆりかごと言ってよいのでしょう。
今回の写真:ハナビラウオ
イボクラゲなど大型のクラゲを住み家にしている魚です。写真を撮るときは触手に注意が必要になります。
Tropical Reef-Fishes Of The Philippines Sea
2011/08/05 03:40 | nihei | No Comments