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2011/07/30

大学時代のサークルと、今僕が主催している社会人になってからのサークル「じゃぐなぎ」。
大会でも控えていない限り、あまり熱心に人前に立つことを意識した練習をする人はいません。ひたすら、自分の技術を向上させるための練習をすることが多いです。

しかし、そんなサークルでも時々、幼稚園や夏祭りなどで公演をしてもらえませんかという依頼が入ることがあります。
大学時代はホームページで公演依頼をする時のフォーマットを用意していましたので1か月に平均1回くらいはありましたし、
社会人になって、そういうことはホームページでは掲載していないのですが、それでも1年に2~3回はあります。

そういう依頼は、不定期に来ますから、
大会とは違って、「○○の依頼に向けて準備をして……」ということをする時間がないこともあります。
それゆえ、中~上級者は、人に見せる目的で、3~6分くらいの音楽に合わせたものを準備していることが多いです。
これを、「ルーチン」と呼びます。

例えば、僕ならシガーボックス6分とボール4分のルーチンを持っています。
いざ公演になったら、適当に他の道具を使いながらおしゃべりをしつつ技をやったり、あるいは「客上げ」をして時間をつなぎ、だいたい20分前後くらいなら一人でショーをすることができます。
ただ、「サークルに来る依頼」が多いので、出演は僕一人ではなく、サークルの何人かで行くことが多いです。

「じゃぐなぎ」には、僕以外にも人前に立ってジャグリングができる人が何人かいます。
例えば、ここ最近で3つの公演が入っていました。

できそうだったのは下記のメンバーです。
Aさん……大学時代は「知る人ぞ知る」人だった、高度なジャグリングのできる方。ボールとクラブのルーチンを持っている。
Dさん……同じ会社の人。大学時代から人前での演技経験あり。ハットのルーチンを持っている。それ以外にクラブも少しだけできる。
Kさん……ジャグリング病発症中の社会人。どの道具も一通りできるが、ルーチンはデビルスティックだけか。人前にはあまり立ったことがない。
Sくん……大学生。ボールのルーチンがあることは知っているが、人前に立ったことがあるかどうか知らない。
Nくん……大学生。ディアボロのルーチンがある。最近は台湾まで行って大会に出てきてしまうくらいの入れ込みよう。今回夏休みに帰省してこちらに戻ってくる。

公演の依頼が入ると、まずは、その日程で参加できそうな人が誰がいるかを確認したあと、
どのような演目にするかを決めなくてはいけません。

まず、最初に、会社の夏祭りでの余興がありました。
うちの会社でやるのですから、参加できるのは僕とDさんの2人です。
二人で話し合った結果、演目はこのようになりました。

竜…ディアボロ
D…クラブ
竜…コンタクトジャグリング
竜…ボール(ルーチン)
D…ハット(ルーチン)
竜…シガーボックス(ルーチン)

オープニングにDさんにあまり慣れていないクラブをやってもらいましたが、
流石に二人とも何度も経験しているだけあり、普段通りの演技ができ、同僚からも面白かったと言ってもらえました。

この次の日、磐田にて依頼がありまして、そちらにも参加してきました。参加したのは僕と、Kさん、Dさん、Aさんの4人です。
ほとんど打ち合わせをする時間がとれなく、当日本番直前までオープニングをどうするかなど話し合っていたものです。
最終的にはこのようになりました。

竜&A…クラブ
竜…コンタクトジャグリング
K…デビルスティック(ルーチン)
A…ボール(ルーチン)
D…ハット(ルーチン)
A…クラブ(ルーチン)
竜…シガーボックス(ルーチン)

実力的にはAさんがトリを務めた方が良かったと思うのですが……(笑)
僕のボールよりも、はるかにAさんのボールのルーチンの方が高度なことをやるので、今回は僕のボールは見合わせています。
こちらもやはり、好意的な感想をいただけました。

さて、今度8/6には、浜松の市街地にてイベントに参加する予定になっています。
参加できるのは、僕、Dさん、Aさん、Sくん、Nくん。
まだ本決定ではないのですが、

竜…ディアボロ
竜…コンタクトジャグリング
S…ボール(ルーチン)
D…ハット(ルーチン)
竜…シガーボックス(ルーチン)
A…クラブ(ルーチン)
N…ディアボロ(ルーチン)

……となると予想しています。
Sくんがボールをやるので、Aさんはクラブだけにしてもらいます。

このように、ルーチンさえ持っていれば、充分に人前に立って演技をすることはできますし、
数人で行くことがあっても、臨機応変に演目を変更することができるし、ちゃんと舞台として成立させることができるのです。
毎回参加するメンバーが違うので、音楽の編集は都度しなくてはならないのですが、
最近は便利なツールもあるので、時間もかからなくなってきましたしね。

ルーチンの数は多ければ多いほど融通が効くようになるので、
僕自身も、ボール・シガーボックスだけではなく、他の道具を使っても演技ができるようにしておきたいです。

2011/07/30 12:00 | ryuhan | No Comments