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2011/07/27

■生者と死者の物語=

8月15日は旧盆である。
祖先を弔う日~
なのになぜか怪談が多い

昔 東北の民は飢饉や平素の貧しさ故に常に[死]がいつも傍らにあった
[怪談」も多く、恐山や即身仏の話など多々有る

震災で多くの命が失われた東北
年月を経ると 被災地から[生者と死者]を繋ぐ物語が出てくることだろう

然し東北の民は死を封じたり、祓ったりするのではなく隣人として上手に付き合う道を知っている
死者。
それは必ずしも怪談ではなく「涙」「笑い」「祈り」、現在生きている者への「励まし 復興」への努力に繋がる物である

被災地の人々よ、後ろばかり振り返らないで 前を向いてしっかり立ち上がっていこう
復興は目の前にある

■菊と刀=

日本文化は「恥の文化」だそうだ。
米国文化人類学者は「日本の帝国主義的な侵略企画は名誉な道ではない」と日本文化を[恥の文化]と呼んだソーダ。
     
日本はアメリカが国を挙げて戦った敵の中で尤も気心の知れない敵であったと言う。

日本人は芸術を愛し[菊作り]の秘術を持つ反面、刀を崇め 武士の名誉を重んじる矛盾。
義理、恩、人情は厚い。
日本は敗戦で侵略戦争の失敗は認めた。
が、日本は他国の動静を注視し軍国主義が失敗であった事を知れば再び戦争に情熱を燃やすだろう

他国を見て自身の態度を決める日本。。
とか、外圧に弱い国への皮肉だろうか??

2011/07/27 12:50 | kyon | No Comments