« | Home | »

2011/07/13

 

あなたを見ていると、

生きる術を感じるから好き、

あなたの生き方って、

まるで私に本を読んでくれるように物語が進の、

自分の好きな本を語るようにあなたは読むの、

あなたが物語を作り、

私があなたの物語の中で生きる、

私はあなたの分厚い胸に手を当て、

あなたは私の腰をそっと支え、

まるで二人で踊るように、

私たちの即興の物語が、

今日も始まるの、

あなたを見ているだけで、

私は幸せの物語に入り込めるの、

あなたの瞳、口元、肌、

指の微かな動きに合わせて、

私は生きていくの、

あなたの物語は永遠に続き、

私はあなたの物語の中で永遠に生きるの、

幸せがこんなにも私の側にあったなんて知らなかった、

私の中の何もかもが幸せに見えるなんて信じられない、

あなたの笑顔一つで、

こんなにも私が変わるなんて、

まるであなたは魔法使いなの、

昨日までの私はどんな物語を生きていたんだろう、

通りすがりの誰もが私に微笑んでくれる、

道端の花さえ幸せそうに見える、

決して私は舞い上がっている訳じゃないの、

あなたのつま先が私たちの未来を進むの、

あなたの後姿が私に勇気をくれるの、

あなたの瞬き一つで、

こんなにも私が幸せになれるなんて、

そんなあなたの物語に出会えて良かった、

私はあなたの物語の中では何でも出来るの、

私はあなたの物語の中のヒロインなの、

今、私の物語は私一人では書けないって気が付いたの、

あなたと私がいなければ私の物語は進まない事に気が付いたの、

ねえ、あなたの物語、

これからどうなるの、

私はこれからどんな物語を生きるの、

あなたは私にどんな物語を読んでくれるの、

たとえ雨が降ろうと、

どんな物語が待っていようと、

私はどんな時でもあなたの物語を生きていける、

私とあなたで作る物語、

それはきっと素敵な物語になるって信じているの、

ねえ、

あなたの物語もっと聞かせて。

2011/07/13 09:54 | watanabe | No Comments