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2011/07/08

何か図星なことを言われたり

自覚してることを他人から指摘されたりすると、私の顔と身体はこわばるようにできている。

きっと、言葉というストレスから身を守ろうとする防衛術みたいなものなんだろう。

そうすると、硬直させたまま物事(演じたり、歌ったり)すると

息が上手く吸えなくなったりする。

もしくは泣くのを我慢するような状態と同じなので、涙がこみ上げてくる。

泣きたいから泣いてるわけではなく、そういう仕組みになっている。

ダメだしをうけると、「わかってんの?きいてんの?」と言われるようなふてくされたような顔をしているそう。

それ…泣くの我慢してる顔。

この状態…相当しんどい。

泣くのを我慢してる状態ってしんどくないか?

ある歌手の方にそれを打ちけたら

「あぁー。そういう時は泣いちゃったほうがいいよ。ある意味、その涙だってそのダメの反応なんだから。

コイツちゃんときいてるな、わかってるな。ってなるんだよ。」

と言われました。

はたしてそうなのか。

中学の合唱部で顧問に言われたことが悔しくて泣きながら歌って

さらに「泣くなー!!音がさがるんだわ!」とさらに叱られたこともある。

昔のアニーのオーディションドキュメンタリーでタップの課題がいつまでもできなくて

泣きながらやってる子役が「泣く暇あったらできるまでやれ」と叱られるシーンをみた。

私も今まで、うたでもバレエでも、ジャズダンスでも、劇団でも…10代のころは先生の前で思わず涙を流したことは何度もある。

でも、それは弱い部分をみせることだと思ってた。

今日、途中で鼻腔があがってしまって途中で歌えなくなってしまったけど…

でも、すぐ気持ちを入れ変えて落ち着いて、また演技を再度始められたらいいのか、と気付いた。

仮面が外れてその下の顔を見せてしまって

泣きだして、全く演技ができなくなるのはプロではない。

万が一、仮面が外れても、すぐまたつけなおすのがプロだ。

2011/07/08 01:57 | uika | No Comments