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2017/02/08

最近、僕が学生の時に使っていたギターを引っ張り出して弾いていたりするのですがー

まぁ、自分のテクニックの劣化もあったりなかったりー

…は、置いておきまして、古いギターですから当然アチコチ傷んでましてですね、まずまともに弾けるような状態にしてやらねばならんって事で部品を買ってきたり配線をどーのこーのしたりして悪戦苦闘しているのですがー

手がかかりますねーぇ!
実に面倒臭い作業です。

そのギターってのは、ギター職人を目指していた友人が専門学校(?)だかなんだかに通っている時に作ったもので、今見てみると色んな所がまぁ雑で、弾きにくかったりするのであまり良いギターとは言えないようなナニがソレなのであります。

弾きにくいから、アレを直したり弾き方なんかを工夫したりでこれまた悪戦苦闘な日々なのでありますが、まぁ、なんて言えばいいのかー、アレやコレやをどーこーしているうちになんか愛着みたいなモノがわいてきてかわいくも思えたりし始めていたりもしちゃってます。

コレが良いギターだったら苦労する事もなく演奏に集中できるのでしょうがアレがダメだったりコレがダメだったりなんだりかんだりで、まぁ手がかかることこの上無いー

…のですが!

何だかわかりませんがこのギターを声優としての自分と重ね合わせたりなんかしちゃってですね、複雑な心境なわけですよ。

弾きにくいから、弾けるようにテクニックを磨く、音が悪いから良い音が出るように直すーってのが、自分の声と同じような感じだなー、なんて。なんでこんなヘッポコな声に生まれてしまったのかああああああーん!高級ギター並の声に生まれていたらこんな苦労はしなくても良かったのではないのかああああああーん!

…などと、思う…のであります。

と、思う反面ー

ヘッポコギター並な声で良かったなって思う部分もあります。だって、ヘッポコだからこそテクニックを磨けた(磨ききれていませんが)し、良い声を出す(良い声ではないですが)って工夫ができた、いえ!しているのですから。

変な言い方をすると、自分の声にも愛着があったりするんでしょうね。アレやコレやと自分の声をいじり倒してこねくり回して出来上がった声で今仕事をさせて頂いてるわけですから。僕なりに苦労して作り上げた愛すべき声なんです。あ…ちょっと気持ち悪い言い回しですね!

そのギターも僕も強制的に手を加えなくてはならないようなポンコツではありますが、工夫をすればなんとかなるものです(笑)。何とかなった時の快感はナニがソレです!うまい言葉が思い浮かばないのでこの辺で今日のコラムを終わります!

いつか高級ギターに負けないような音色を出せるように頑張ります!

2017/02/08 12:00 | riki | No Comments