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2016/12/14

声優の実力の高さなんてものを正確に評価できるような人がどれだけいるのか。

恐らくそんな人どこにもいません。

声優の芸歴などを見て、何となくの評価をするのが関の山でしょう。

検定などがあるわけでもないので、声優の実力の評価は声を聴いた人それぞれに委ねられます。

有名な作品に出演すれば凄いような印象を受けるかもしれませんが、ソレと実力というものが必ずしも比例するわけではありません。変な話ですが、実力を必要としないような作品もありますし、逆に下手くそな方が作品のテイストに合うといったような場合もありますからね。

そもそも実力ってのは何を指すんだ?なんて疑問もモヤモヤと浮かび上がってくるかもしれませんね。はい、声優である僕も実力とはなんなのかという事を考えるとモヤモヤしますよ!

簡単に言えば現場のニーズに応えられるような声優が実力のある声優なのでしょうが、ニーズというものは日々変化します。大げさに言うと今日、ニーズとやらが発生していたとしても一ヶ月後には違うニーズが発生している、または、現場によってニーズが違う、なんて事が起こります。

そのニーズに応える為に日々技術を磨くなんていう事をしている我々ですが、ニーズとはなんなのかって事を勘違いしてしまうと無駄な努力みたいな事を続けるハメになります(完全に無駄なんて努力はありませんが)。

それと、自分が応えられるニーズに対しての研鑽なら良いですが、そもそも無理なニーズに応えようとする研鑽というのは如何なものなのかなどとナニがソレしてしまいます。

何を声優の実力とするのかなんて事は人それぞれでしょうが、僕はニーズに応えられる、応えているような声優は実力あるなぁと思います。大きなニーズ、小さなニーズ問わずです。

きっと、皆さんが思ってるような実力の事とはちょっと違う視点でナニがソレしているような僕ですが、そろそろ何が言いたかったのか話が纏まらなくなってきましたのでこの辺でドロンしたい気持ちなので最後にー

大きな仕事小さな仕事に関係無く、求められているって事は凄い事だなと思うわけですよ。

求められなきゃ生活ができないわけですからね。

はい!頑張ります!

2016/12/14 12:00 | riki | No Comments