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オリンピック始まりましたねぇ。こちらトンガでどれだけ見られるかわかりませんが。
で、開会式。トンガ人やってくれました(笑)。トンガチームの騎手がムキムキマッチョの上半身裸で、オイルでテカテカ(笑)。非常にトンガ的です。英字ネットニュースでは、「トンガチームの騎手、開会式を盗んだ」と。日本的に「開会式、全部持ってった」もしくは「喰っちまった」とでも言うのでしょうか?インパクトありましたねぇ。開会式は見事に持っていってくれましたが、実際の競技でも期待したい所です。
実は上半身裸は、過去サモアチームがやっているはずです。確かアトランタオリンピックだったと思います。あと、前回のロンドンオリンピックでもフィジーチームの旗手もオイルを塗ってやっております。
今回の場合はオイルを塗ってました。
というわけでオイルを全身に塗るということについて、ちょいと書きます。
伝統的に全身にオイルを塗るのは、主にトンガの民族舞踏の場。特に女性のダンサーが塗ります。元々はココナツオイルですが、最近はベビーオイルになってきています。
トンガの踊りでは、いわゆる「おひねり」、紙幣を踊っている人に貼り付けて行きます。観客がステージに上がって、お札をオイルに輝く肌に貼り付けて、一緒に踊ったりします。トンガに来られて、こういう場に出会わせたら、ぜひステージに上がって貼り付けて下さい(笑)。オイルが塗ってない場合、彼らの衣装にねじり込んで下さい。セクハラにはなりませんので(笑)
さて、女性の場合です。場合によって、メッチャオイルを塗っている人と、サラッと塗っている人がいます。実は違いがあるんです。
人前で女性が踊るのは、未婚者に限り、オイルをたっぷりと滴る位塗っている女性は、性的交渉のない処女、薄く塗っている人は経験あり…と言われてます。
結婚適齢期の男は、それを見て、女性にアプローチかけるとか…(笑)
という話を聞いたことがあります。
そして、実際に「好きです、今夜一緒に過ごしませんか」という実行へ移したい場合。
握手をしながら、人差し指で相手の手のひらを軽くひっかきます。これでとりあえず、意思表明。同意は恐らくひっかき返す(笑)。言葉入りません(笑)。
残念ながら、僕にアプローチしてくる女性は今の所いません(笑)。仲のいいおっさんに冗談でやられることはかなり多いですけど。そういう時は、やり返します(爆)。そうすると「おっ、お前知ってんな」とニタニタ笑って答えてくれます(笑)
トンガで同性愛は表面的にはタブーですので、同性愛者の場合、どうなるんでしょうね。やり返しても冗談としか思われないと思いますが。
オリンピックの騎手の件が、書いているうちにアングラ内容になってしまいました。
では、また。