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“固定給”
フリーランス的な仕事をしている人にとっては羨ましいと思ってしまうような言葉です。どんなに今の仕事が上手く行っている人であっても、固定給という響きに何かしらの羨ましさを感じるのではないでしょうか。
僕も声優なのでめちゃくちゃフリーランスです。毎月ギャラの明細を見る瞬間は「500円しか入ってなかったらどーしよう…」的に緊張します。
ヽ(-@∀@)ノ アルダケマシダロ
当然、将来の収入なんてものは確約されていませんので、いつ収入が0円になるかわかりません。フリーランス的に働いている人は、かなりの成功者以外は常に収入に怯えていると言ってもいいでしょうね。
僕は収入が無くなるのが人一倍怖いってのもあり、死なないように頑張っている感じがあります。若い頃お金には苦労しましたので金が無い恐怖を二度と体験したくないですからね。
ビビリ症の僕は常に何かに追い込まれています。常に猫に追い詰められた鼠みたいな状態です。つまり、やるしかないって状況ですね。だからもうやるしかないんですよね、窮鼠猫を噛むってヤツです。
声優という仕事を始めてー
明日食えるかどうかのお金を得る為に頑張ってー
一ヶ月食えるかどうかのお金を得る為に頑張ってー
一年食えるかどうかのお金を得る為に頑張ってー
十年食えるかどうかのお金をー…
新人の頃は目の前のお金の事しか考えられないですが、段々と先の将来のお金の事まで考えないといけなくなります。
色んな事を考えられる想像力が養われれば養われる程に不安も増しますので、仕事の頑張りも若い頃のソレとは違ってくるのでしょうね。
固定給を貰っている人も「ソレは固定給だろうがフリーランスだろうが未来への不安はある」と言いたい人もいるでしょうが、僕らの世界のソレとは比較にならないと思います。
普通の頑張りではプロの世界では通用しません。だから、自然と追い込まれる環境である声優の世界はキツいですが、僕みたいな怠け者には丁度いいのかもしれません(笑)。
「お前は金の為に声優をやっているのか!?」なん厳しいお言葉が飛んできそうですが、そうです。僕はほぼお金の為に頑張っていると言っても過言ではありません…が!一応僕も表現者の端くれなので表現を疎かにしたり、表現に興味が無いというわけではありません。むしろ好きです。
好きでやっている仕事だからこそお金には拘ります。お金を得られる表現を提供する為に努力もします。
この仕事をしていると一つ一つの仕事の有難さや、人との出会いの有難さが良くわかります。
一寸先は闇みたいな仕事ですが「気を抜かず、常に自分を高めて死なないように頑張ろう!」と思わせてくれるような仕事ですし、刺激的な仕事なので飽きませんので、この仕事に出会えて僕は幸せです。
フリーランス万歳!
ヽ(-@∀@)ノ シヌナヨ