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2016/03/30

 

役者のような仕事をしていると、どうしても商品としての自分を客観的に分析する必要が出てきます。

 

自分をイケメンだと思ってイケメンみたいな芝居ばかりしていても、他人が自分をイケメンだと思ってくれなかったらただの勘違い野郎的になっちゃう感じになると思うので、他人の目線で自分を客観的に見るというような作業が必要な気が今の僕はしています…

 

え?その自分をイケメンだと思ってる勘違い野郎ってお前の事じゃないか?ですって!?
ヽ(-@∀@)ノ  エ?

 

ひいー!!
僕ちゃんイケメンじゃなかったんですか?わはー!今までずっと勘違いしてました!イケメンだと思ってました!今日から自分を客観的に見るように心掛けます!ありがとうございます!

 

 

そんなこんなは置いておいてっと…。

 

自分を客観的に見て、その客観的にも自分的にも合致したような役者的なイメージをアピールしていって、そのアピールの対価として自分に合うような仕事を得るような戦略的な事が必要なんですよ的な話なのですがー

 

声優って声の仕事なんだから声さえ良ければソレでいいんじゃないの?ってな事を思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、自分の持ってる声のイメージをどうアピールして仕事を得るかの一つの方法として、自分という全体のイメージを自分の声とリンクさせるような事が出来ると自分という声優を知らない人にも効率的に良いアピールが出来るんじゃないかしら?的な事ですね。

 

そんなこんなな意味を含め、自分を客観的に見るっていう作業は重要なんだろうなーって事なのです。

 

客観的に自分を分析するって事は、簡単そうで実は難しく(僕は)一体自分って何者なんだろうなんていう変な迷路に迷いこんだ事もある僕ちゃんですが、深く自分という人間を掘り下げて行けば行く程に、どうして今の自分という形が出来上がったのかなんて事も見えて来るような感じもあり、夏休みの自由研究などにもオススメです…なんて事も言ってみたくなりますが、なかなかショッキングな部分もあったりしますので、自己分析をちゃんとやろうと思うのであればそれなりの覚悟が必要かもしれません。

 

役者のような仕事を生業としている人間であれば自己分析的な作業は避けて通れませんがー

 

今の自分が今の形で存在している意味は、自分が今までの人生をどう生き抜いて来たかという事の現時点での集大成であるわけですから、客観的に深く分析してみると、色々な事がわかってくると思います。それがわかったから何だ?って話かもしれませんが、自分の本質を振り返る良い機会になるかもしれませんのでそんな時間を作ってみるのも宜しいのではないでしょうか。

2016/03/30 12:00 | riki | No Comments