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2011/05/26

今回は露出について。露出には量と質があると考えます。露出の量とは数値化出来る絶対量。露出の質とは、物語性や面白み、露出するだけのネタを持っているかどうか。こちらは定性的なものです。この量と質が最大化される時が理想であり、メディア価値が高まる時だと思います。

で、そこで悩むというか考えているのが、メディア価値を向上させる際に、量と質のどちらも欠如している状態の時、どちらを先に向上するよう努める事が望ましいのかという事です。

とにかく露出を上げればいいのか。露出をとりあえず上げれば、質も上がるものなのか。それとも、まずは物語性やネタ作りの為に質を向上させる事が良いのか。

サッカーの場合、例えばですが、超無名のサッカー選手がいるとします。その選手の事を知っているのは、せいぜいそのチームのサポーターだけ。そんな質が欠如している選手に対し、露出を強引に上げても、そのあとなにも起こらないでしょう。

逆に、Jリーグで活躍して代表にも呼ばれ、代表でも活躍した物語性やネタを持っている選手に対しては、露出を上げればそれがメディア価値になるでしょう。

日本の国内サッカーは20年前に比べると、露出の量が激減しました。もしかしたらスター選手や有名外国籍選手がプレーしていた頃と比較すると露出の質までも落ちてしまったかもしれません。

そんな量も質も欠如している今、次に取るべきステップは量を増やす事なのか、質も上げる事なのか。そして、質はまだ存在すると仮定した場合、私たちはその質に気が付いていない為に露出量も上げる事が出来ていないのかもしれません。

う~ん、答えが出ないな~。

2011/05/26 11:18 | shinsuke | No Comments