« 寄り添いながら | Home | 40.第1回日本ブータン研究会 »
2011/05/19
セブに来てダイビングをし始めてから10数年が経ち、いつもの見慣れた水中の風景やそこで命を営む生物たちを毎日のように一年を通して見続けて来ていますが、毎年見られる生物たちも変化していて本当に侮れない海の一つだと思います。
前にも書きましたが、セブで見られる生物の図鑑はなく、日本や他の海外の図鑑を使用するのですが、それらの図鑑でも全く種が足りないのをずっと感じています。現在も研究によって魚の学名や英名、日本名なども変わっている日々なのですが、それでも全然追いついていないのです。
ここを訪れる全てのダイバーのために、もっとセブ島の凄さを伝えるためにも、ここセブ島で誰もが水中で見られる生物の図鑑を作ること!!これが自分のライフワークと思い、時間があるときはせっせと写真をとり続けて居るのですが、まだまだ多くの種を撮っていない現状ですが、いつかはちゃんとした図鑑が出来上がれば良いとこつこつ地味に行っているのですが、完成までまだまだ長い道のりがありそうです。
今回の写真:イロカエルアンコウ
春先頃から1cmほどのかわいい幼魚が見られるようになります。
Tropical Reef-Fishes Of The Philippines Sea
2011/05/19 10:28 | nihei | No Comments