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今日は、JunkStageライター仲間のお一人でもある西川嘉津美さんが経営しておられる漫画喫茶、「漫楽園」にお邪魔してまいりました。
私も基本的には、ここのコラムの原稿は自宅のパソコンで打っているのですが、自宅にいるよりも外出している方がいろいろとアイディアが浮かぶもので、前回・前々回のコラムも旅先で大部分を書いておりました。
そこで今日は、交流ついでに西川さんの漫画喫茶にお邪魔して、そこで今回のコラムを書いてしまおうと思い立ったのです。
学生の頃にはけっこう神保町も来たものですが、来るのはもう10年以上ぶりになるでしょうか。
昼食を済ませてから12時半頃入って3時間ほどおりましたが、大変快適に過ごすことができました。
先月購入したばかりのノートパソコン型Androidタブレット、NECの「Life Touch NOTE」を活用して、コラムのほとんどの部分を書くことができました。
また無料で無線LANに接続することができるので、適宜インターネットを楽しみながら執筆しておりました。
結局西川さんにはお会いできませんでしたが、またお邪魔させていただこうと思います。
どうもありがとうございました。
それでは本題に入りましょう(笑)。
今回は前回の予告どおり、先週5月8日に行われたボディビルの「東京オープン選手権」のお話をさせていただきます。
例年、ボディビル大会シーズンの幕開けを告げるのがこの東京オープンなのですが、6月に開催された年もありますが基本的に5月に開催されています。
ボディビルの大会において、他の道府県は「地方」というレベルで扱われていますが、東京都だけはその上の「ブロック」というレベルとされています。
それだけ東京はボディビルのジムが多く、選手層が厚くなっているということですね。
そして、東京のボディビル大会には「東京選手権」「東京クラス別選手権」、そしてこの東京オープンと3つの大会がありますが、東京選手権が最高峰でついでクラス別、そして東京オープンはボディビルを初めて間もない選手のための大会という位置づけがなされています。
しかしながら、女子の選手層はこの東京をもってしても男子とは比べものにならないくらい薄い、というのが残念ながら実状です。
今大会を例にとりますと、男子は各部門合計で90人近くの選手が参加しているのですが、女子は2部門合わせてわずかに8人でした。
開会式の写真をご覧いただいても、その圧倒的な差がおわかりのことと思います(爆)。
それでも例年よりは、女子の参加はやや多めというくらいなのです。
ひとつには、今回から「ミスビギナー」という部門が新設されたことがあるのではないかと思われます。
これまで東京オープンにおける女子選手の競技部門としては、「ミス」と35歳以上の「ミスマスターズ」の2部門がありました。
しかし、今年からは「ミスマスターズ」を廃止して「ミス」に一本化した上で、新たに「ミスビギナー」を新設したわけです。
「ミス」は従来どおりのボディビル競技で、女子はビキニを着用して競技に臨みます。
まず予選ではこのような「基本ポーズ」を全員で行います。
そして審査員の必要に応じて、そのうち数人が呼び出されて再度基本ポーズを行い、審査と順位付けが行われるわけです。
そして決勝では、各選手が創意工夫をこらした「フリーポーズ」で、その鍛え抜かれた体の魅力をアピールするのです。
ここがまさに、「Choreography」ということなのです。
今回「ミス」にエントリーした選手はわずかに2人で(苦笑)、そのため予選落ちはありませんでした。
しかし、両選手ともご覧のとおり見事に鍛えられた見事な体で、ともにボディビルを初めて1年とはとても思えないすばらしさでした。
さてそれでは、「ミスビギナー」とはどういうものかと言いますと・・・
このように、上下セパレートのスパッツを着用して競技を行います。
競技は2つのラウンドに分かれていて、まず「ビキニラウンド」(実際にはビキニではないのですが)では、上の写真のとおり立ち姿で90度づつ回転して4ポーズ見せる「回転演技」を行います。
そして「ポージングラウンド」では、「ダブルバイセップス」(左)・「バックダブルバイセップス」(中)・「サイドチェスト」(右)の3ポーズを行って、審査員の審査を受けるのです。
ビキニ姿を見せることに抵抗のある若い女性にとっては比較的抵抗感がなく、また規定の数ポーズができればいいだけですから敷居が低くて、気軽に参戦しやすい種目ではないかと思います。
またこれでボディビルの大会の雰囲気に慣れてくれば、本格的に競技に取り組もうとする人が出てくることも期待されます。
こちらは6人の選手の参加を得て、まずは選手層の拡大に寄与できたのではないかと思います。
ちなみに男子の方は、「ミスター60kg級」「同65kg級」「同70kg級」「同75kg級」「同75kg超級」と体重別に部門が細分化され、さらに年齢層を限定した「マスターズ40歳以上級」「同50歳以上級」「60歳以上級」の3部門が加わり、計8部門にものぼります。
男子の方は、予選落ちのある部門が多かったと思います。
あまりにも参加選手の数が多く大会時間が長引いたために、表彰式の際に選手に観客が花束等を渡す「プレゼントタイム」がなくなってしまいました(苦笑)。
今回の大会は観客数も多く、またテレビ局の取材も入ってわりと盛況だったと思います。
こちらでご紹介した写真は撮影した中のほんの一部ですが、私のもうひとつのブログの方でたっぷりお送りしておりますので、よろしければそちらもご覧ください。
なお手前味噌ではありますが、今回この東京オープンを観戦するにあたって、私はフジテレビの「百識王」という番組の取材を受けました。
フジテレビから、東京オープンの取材にあたって選手のみならずファンの取材もしたいと日本ボディビル連盟(JBBF)に要望したところ、ボディビル関連のブログを開設している私を紹介されたとのことでした。
ある意味かなり偏った指向の私をよくJBBFの方も紹介されたなと思いましたが(爆)、せっかくの機会ですのでお受けすることといたしました。
観戦しながらのインタビューのほか、私の観戦時の「行動」などが撮影されました。
放送予定は5月31日の深夜(6月1日)とのことですので、よろしかったらご覧ください。
私も、どのような形で放送するのか戦々恐々としながら、楽しみにしております(笑)。