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ジャグリングをやる人は、文系の人より理系の人の方が多いようなのです。
実際、ジャグリングには力学的な要素や数学的な要素が複雑に絡み合っており、
直感的にそういったことを感じることができるからなのかもしれません。
「この技ができるかどうか」というのは、まず机上で考え、それを実際の技に落とし込むような
頭脳派のジャグラーもいます。
中には、ジャグリング本体よりもジャグリングの理論の方に興味を持ち、本気で研究している人もいたりします。
そこまで本気で研究していなくても、
ジャグリングをやっていれば、いずれはジャグリング理論の基礎を学ぶことにもなるかもしれません。
さて、そんなジャグリングの理論。
かつて、そのジャグリングの理論を、コンピュータ上でシミュレートさせることに成功した人がいます。
Juggle Masterと呼ばれているこのソフトは、当初はMS-DOSで動いていたソフトですが、その後Windowsでも動くようになり、
僕がこのソフトにであった時は、JAVAで動作するものでした。
デモ動画を作成してみたので、こちらをご覧ください。
このソフトは、現在でも、僕のホームページ、「ドラゴンの挑戦」からダウンロードすることができます。
他にもジャグリングのシミュレータはあるのですが、
僕が出会ったシミュレータは全てこのJuggle Masterの考え方を元にしています。
勿論、当初は平面だけ、ボールだけしか表現できなかった物が立体になったり、ボール以外のものも
投げることができるようになったりしていますがね。
つい最近教えてもらった、Juggloidというシミュレータは、複数人でクラブ(クラブ=ボウリングのピンのような道具)をお互いにパスし合う、クラブパッシングのシミュレータです。
URLはこちら。
こちらも、数々のパッシングのパターンをコンピュータ上で再現させることのできるシミュレータで、さらに、色々な角度からこのパスを見ることができるというシミュレータです。
勿論、研究なんかにもきっと役に立つんでしょうけれど、見たり、色々いじっているだけでも楽しいですよね。