若干、雨続きのトンガより、お元気ですか?
昨年後半より始まるトンガの夏(日本の反対ですね)は、気温が上がらず、雨が降らず…という夏らしくない夏が始まりまして、日本からトンガに戻ってきた1月半ばよりようやく夏らしくなってきたみたいです。今週は比較的雨続き。トンガでは雨水を飲料水、生活用水として活用しているので、この夏は各家庭(ほとんど)にある雨水タンクが空になってしまってましたが、これで少しは潤うかも…。
そんな雨の中、実は自分の運転免許証が1月末で期限切れを迎えていることに気が付き、日本で言う所の免許センターに行って来ました。
日本のような運転講習などはなく、一年分の更新料(60パアンガ、およそ3400円位)を支払うだけで、5分で完了します。楽ちん。運転免許証なので、当然顔写真がプリントされているわけですが、自分で写真を持っていくのではなく、カウンターに設置されたカメラ(skypeなどビデオチャットなんかで使う程度のカメラです(笑))で撮影し、電子ペン(?)でサインを記録し、カードにプリントアウトするわけですが、驚いたことに、更新の時はデータベース上にある顔写真をそのまま流用。写真は更新しないのね…。写真撮るだろうと、ちゃんとした服来てきたのに…。ま、いいや。問題ないなら。
因みに、トンガに旅行等で来られる際、こちらでレンタカーを借りることもできます。当然運転免許というのが必要になりますが、トンガは国際運転免許証の加盟国に入っておりませんので、国際運転免許証を取得してくる必要はありません。免許センターに行って、30パアンガだか40パアンガ(1700円~2300円程度)を支払ってトンガのビジターズドライビングライセンスを取得する必要があります。自国の運転免許証を見せれば、その場で発行してもらえます。確か期限は3ヶ月有効。
日本の免許は西暦で記載されてないし、アルファベット記載もないので、もしかすると言いがかりつけてくる人がいるかもしれませんので、国際運転免許証があれば全く問題はないです。それがあれば、トンガに来るために立ち寄らなければならないNZ、オーストラリア、フィジーでも使えますからね。僕は日本の免許を提出して、すんなりと発行してもらえましたが。
それから、自国の免許を持っていなくて、こちらで正規に取得しようとすると、パスポート等のIDと出生証明書を提出し、3ヶ月の練習許可書を出してもらい、自分で練習する(笑)。しかも一般道で個人責任で。その際、ナンバープレートの所に「L」の文字を書いた紙をはりつける。結構ダンボールの切れ端に「L」とマジックで書いてぶら下げているのをよく見ます。で、その3ヶ月以内に実地と筆記の試験を受けてパスすれば晴れて免許キャリアになれるということです。因みに、試験は実地と筆記それぞれ30パアンガ。ちゃんと試験があるんですね。
あ、免許は一年ごとの更新なのですが、恐らく120パアンガ払えば2年分の有効期限がもらえると思います。割引等は一切なし。それから、更新し忘れて、5年放置してたとすると、その5年分300パアンガ支払えば有効になります。このへんのルールはソロモンと同じだなぁ。こう考えると更新料がバカにならないなぁ…。5年で300パアンガ、17,000円位ですよ。
という訳で、免許センターに行ってきたので、免許について書いてみました。