« 確定申告を巡るもやもやについて…。 | Home | どんなに素晴らしい声優でも喋れなくては意味が無い »
日本帰国路について書き始めましたが、既にトンガに帰国してしまいました。せっかくなので続けて書きますが。筆不精なものでなかなか書き進められません。
前回はトンガからニュージーランドに移った話でした。
泊めていただいたトンガ人君。超巨体君でして、その晩は彼の強烈ないびきで何度起こされたことか…。そして、一度起きるとその騒音のため寝付けず…、そんな夜を過ごしているうちに、強烈なアラームが鳴り響き、起きてすぐ空港へ出発。超眠たい…。空港へ向かう途中で朝マックをテイクアウトし、「車内で」やはり食べる。チェックイン後、巨体君の手にあったもう一つのテイクアウト品を手渡され、「飛行機が出るまで食ってろ」って(笑)。今食べたばかりなのに、食べられません!という訳で、彼に返品。何度も「ほんとにいいのか?」と念押しされました。さすが食に関して寛容なトンガ人。そうでなければ、ああいう体型が続出はしない。でも、ホント、どうもありがとう。助かりました。と、お別れの挨拶とともに、借りてた巨体くんの巨大なジャンバーを返す。5XLでした。で、半袖に戻ったわけですが、日本は当然冬なので、NZの空港内の免税店の洋服売り場でジャンバーを一着購入。とりあえずこれ一つで日本の冬2週間乗り切る!!
飛行機内はほぼ満席でして、隣は8ヶ月の赤ちゃんを連れた女性でした。その赤ちゃんがまた可愛くて、結構遊んでおりましたが、子連れの奥様は、こういう時、場所はほんとに大変そうだと思いましたね。トンガは当然ながらNZなども子供に対してはかなり寛容でして、多少グズっても日本ほど露骨に嫌な顔しないし、周りがあやしてくれる。優しい国ですよねぇ。日本もこうあってほしい。ちなみにNZから日本(成田)まで約11時間弱。日本との時差はサマータイムを導入しているので、トンガと同じ+4時間。僕は時差ボケが嫌なので、基本的に長距離のフライトでも、基本的にあまり寝ることはなく、映画を見たり、音楽を聞いて過ごします。時々気がつけば寝落ちてますが。今回は「ホビット」を2作と「ロード・オブ・ザ・リング」の一作目を。そういえばホビットの撮影はNZだったんですよね。なので、NZ航空のセーフティービデオは「ホビット」のパクリで面白かったです。この会社のビデオは面白いですね。これを見るために乗ってるのかも。Youtubeで「NZ Airlines safety video」などで検索するといろいろ出ていますので、オススメします。
で、いよいよ成田に到着し、購入したてのジャンバーを羽織るものの、空港内は空調が効いてまして、暑い…。結局脱いで半袖のまま、電車のりばに移動。プラットフォームはさすがに風があったためジャンバーを羽織るものの、車内がまた暑くて、半袖に戻る。周りの日本人たち、そんなに着込んで、この車内の温度で暑くないの???あ、おかしいのは自分か…。結局上野の改札を出るまで半袖でしたが、さすがに駅から出ると半端ないっすね。ジャンバーを来て、ちゃんとジップも上まで閉じて耐えるしかない。
で、向かった先は居酒屋でして、大学の同期たちと忘年会をするということだったのでそちらへ。というか、ほぼ僕の帰国に合わせてプログラム組んでくれたみたいですけど。ほぼ20年ぶりの同級生もいたし、集まったほとんどは同じトランペットの師匠の同門たち。やはり同級生と言うのは特別ですね。しかも音楽仲間なので、その絆は濃い。ちなみに、食事中はジャンバーを脱ぐので当然半袖ポロシャツで食事し始めましたが、案の定「見てるこっちが寒くなる…」等のリアクションで、トンガネタは結構強烈な印象みたいですね。いつかこのメンバーで演奏旅行に来て欲しいけど、飛行機代がねぇ…。
で、翌日朝、トンガにはない楽器屋さんめぐりをしまして、お昼はカフェでまったりと。時間に余裕を持って成田に向かい某LCC機で実家へ向かいますが、自動チェックインができない…。係員に聞くと「すみません、時間が過ぎましたので対応できません。明日の便に乗り換える場合、3000円支払って変更できます。」その差、なんと2分…。恐らく同じ理由で結構な人が並んでまして、そこで1時間ほど待ちまして、変更完了しましたがどうしましょう?その時刻夕方4時過ぎで飛行機は翌朝9時過ぎ。17時間待ちですよ。朝7時過ぎにチェックインなので、空港から出るのも面倒だし…。ということで成田にできたというカプセルホテルへ向かい、カウンターで受付をしようとすると、もう一人の受付が受話器を置いた。で、僕が「一人ですけど空室あります?」と聞くと「すみません、今のこの電話で3名予約が入りまして、これで満室になりました。」なんと、ここは1分負けた…。orz。ここがNZだったら、トンガ人の友達に電話一本で迎えに来てくれて、泊めてもらえる人がたくさんいるんだけどなぁ…。結局、空港のロビー泊決定。寝過ごしちゃいけないという気持ちと、目の前にあったエレベーターの日本語と英語による「このエスカレーターは3階に登ります」のエンドレスアナウンスでほぼ眠れず、寝始めた所で照明のオフ、朝3時過ぎに照明がオン…。もう無理です…。結局そんな感じでロビーで一夜を過ごし、7時過ぎに無事チェックインを済ませ、搭乗。爆睡する予定の機内でも、何故かほとんど眠れず…。
帰郷後、その夜は、今度は小学校の同級生と忘年会でした。
と、こんな感じで日本に入国してからが大変な帰路でした。
次は、トンガ帰路ですね。