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2014/11/29

どこの学校に進学して、何の技術を身につけて、何を生業とするか…
そういった大きな選択は勿論、今日どんな色の服を着るか、夕飯に何を食べるか…
些細なところまで、人生は毎日が選択の連続です。

そんな人生の中での最大の選択は、やはり、結婚相手を選ぶこと、あるいは結婚しないで人生を歩むかどうかを決めることではないでしょうか?

そして、その人生で最も大きな選択を下した後には、その結婚に付随して、またさらに沢山の選択を行わなければなりません。

まず、結婚式や披露宴を行うかどうかという選択があり、行うことに決めたなら、会場をどこにするのか、どのくらいの人数を呼ぶのか、というところの選択から始まり、料理や飲み物をどうするか、ドレスをどうするか、キャンドルサービスなどを行うのか等々…挙げていたらキリがないほどに、本当に数多くの事柄を選んでいかなくてはなりません。

それこそ、当日のテーブルにセットされるナプキンの折り方から、主賓の挨拶の際に、ご両親が起立するかどうか否かといった、どれを選んだからといって、大幅に何かが変わるわけでもないことでも、選ばなければ決まりません。

どんな些細な選択でも、それが一生に一度しかない選択となるので、選択を誤ることで後悔するのは避けたいものの、だからといって、一つ一つの選択に慎重になり過ぎていたらキリがありません。

そこが難しいところかと思います。

その中の一つに司会者を選ぶというものがありますが、これは、結婚披露宴の準備を行う中でも、結構なキーポイントになるかと思われます。

披露宴の良し悪しは、当日の司会者によって決まるとさえ言われる程で、司会者のタイプによって、披露宴全体の雰囲気が変わってくるかと思います。

落ち着きのある司会者で格調高い雰囲気にするのか、お笑いタレントみたいな冗談まじりのMCを求めるのか、FMラジオのDJみたいにスタイリッシュなノリにするのか、ひたすら明るく賑やかに盛り上げてくれる人を選ぶのか…

もし、友人で司会を頼める人がいるなら、人となりをよく理解した上で、その人がやったらどんな雰囲気になるかをイメージしながら選ぶことが出来るでしょう。

特にこだわりを持たずに、司会者の選定を会場に一任するという方法もありますし、その場合でも、男性ががよいか女性がよいか、どんなタイプの人が理想か、ある程度は希望を述べられるかもしれません。

生涯に一度だけの結婚披露宴を、自分達の納得いくものにするには、色々な司会者の情報を調べて、イメージにあった人をチョイスしていくというのもありかもしれません。

酒井もそうですが、インターネットサイトで、実際に喋っている司会者の動画を確認出来るケースも少なくありません。

披露宴本番まで余裕がある時期に、色々ネット上で司会者の情報を調べて、「この人が喋ったらどんな雰囲気になるだろう…」と当日の様子をイメージしてみると、逆にそのことによって、自分達の理想とする披露宴像が見えてくるかもしれませんね。

次回は、「コントみたい…」(古典芸能)をテーマにしたコラムをお届けします。

ウエディングMC・酒井孝祥

2014/11/29 11:51 | sakai | No Comments